NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送でて脚光を浴びる源頼朝。その祖父・為義について学ぶ講演会が3月19日午前10時30分から、蒔田町の「旅館松島」で行われる。吉良上野介とゆかりのある蒔田に関する歴史を調べる市民団体「蒔田の吉良歴史研究会」(齋藤勁会長)の主催。
家系図から探る
講師を務めるのは、家系図などに詳しい、系図系譜総合研究所の代表を務める真野信治さん。為義は、河内源氏の棟梁として活躍した平安末期の武将とされる。しかし、史料からは父は生死不明、母は名前すら分からないとされ、謎が多い。為義の情報が記載されている室町期の系図史料「尊卑分脈」などから、実像に迫る。
参加費2千円(茶、菓子、資料代)。午後1時から行われる懇親会への参加(任意)は別途4千円。問い合わせは同会事務局(旅館松島)【電話】045・731・2720。