横浜みなとみらいを象徴する建物といえば、横浜ランドマークタワー。その横浜ランドマークタワー内にある横浜ロイヤルパークホテルでは、52階から59階に位置する「レギュラーフロア」(全320室)のリニューアルが始まっています。
若い世代を意識した新しい設備も導入したということで、この3月に先行して改装が完了したフロア(57〜59階)に、中学生の娘と一緒に宿泊体験してきました。
より横浜らしく
私たちが泊まったのは、58階のデラックスツイン。以前はクラシカルなイメージでしたが、リニューアル後は港町ヨコハマをイメージしたブルーを基調にしており、明るく爽やかなイメージです。
足元のベッドスローの柄は、神奈川県の花「山ゆり」をデザイン。壁に飾られたアートも、横浜の海や空などをイメージしたものだそう。地元愛を感じます。
テーマは「エコ」
今回の改装では、SDGsの取り組みに力を入れていました。
家具をリペア
1993年の開業当時から使用している上質な家具は廃棄せず、修理して再利用しています。
エコなのはもちろん、長く使い続けることで家具が味わい深くなっていくのもいいですね。
15時からチェックインできるので、ちょっと早めに来て娘が来るまでの間、リモートワークをしていました。仕事の合間にホテル1階のデリカ&ラウンジ「コフレ」でテイクアウトしたスイーツでひと息。
同ホテル最大の特徴は、この眺望!各部屋にビューポイントを記したカードが置かれているのが嬉しいですね。
エコアメニティ・エコウォーターを導入
サステナブルな取組を最も感じたのが、プラスチックの使用量を削減した「エコアメニティ」。実は記者が行っているエコな取組の一つとして旅行先にマイ歯ブラシを持っていくというのがあるのですが、こうした環境に配慮した商品が置いてあるとプラゴミ削減について考えるきっかけになっていいですね。
部屋に備え付けられていたミネラルウォーターは、100%リサイクルの再生ペットボトルを使用しています。
羽毛布団を寄付
不要となった羽毛布団は、精製して再利用する「グリーンダウンプロジェクト」に寄付し、廃棄を減らす取組を行っています。
イマドキな最新設備も
合流した娘が最初に注目したのが、テレビです。「やったー!YouTubeが見られる!!」
ミラーリング機能が搭載されており、自分のスマホの画面をテレビに投影できるので、旅先で撮った写真をその場でみんなで鑑賞したり、あらかじめ編集しておいた動画や音楽を流すことも可能。記念日のサプライズにも使えるかも?!
リニューアル後のお部屋は、若い世代にも使いやすく、より横浜らしさを感じられるホスピタリティに満ちた客室になっていました。
リニューアルポイント
- 全体的にブルーを基調とし、港町ヨコハマらしさを演出。
- 神奈川県花である「山ゆり」のベッドスローやアートを設置。
- 開業当初の家具を修理し再活用。
- 「グリーンダウンプロジェクト」へ羽毛布団を提供し廃棄削減。
- 「エコアメニティ」の導入。
- テレビにミラーリング機能搭載。
2024年には全館リニューアル完了予定
今回の「レギュラーフロア」のリニューアルは、2024年に完了予定。2018年から2019年に実施した「スカイリゾートフロア」の改装に続くもので、今回の改装により全客室フロアの改装が完了します。
リニューアルが完了した客室は順次予約可能になっているので、予約時に問い合わせを。
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