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「江戸時代の腸活」 腸活ボーイ® 連載 Vol.6/文教大学・笠岡 誠一 教授

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「江戸時代の腸活」 腸活ボーイ® 連載 Vol.6/文教大学・笠岡 誠一 教授

今月のテーマ「江戸時代の腸活」

腸内細菌を元気にする難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)を摂取するには,お米がオススメです。なんと言っても日本の主食です。お茶碗1杯50円ほどで食べられます。

食べ方の注意点が1つあります。食べる前に「冷ます」ことです。レジスタントスターチが増えるからです。その事を江戸時代の人達は理解していました。米を炊くのは1日1度、朝だけです。昼はおにぎりとして職場に持っていき、夜はお茶漬けで食べていました。

火事が頻発する江戸では、大工や左官などの職人が1日中忙しく働いていました。短時間で立ち食いできる寿司屋もありました。おにぎりにネタを載せたようなものです。もちろんシャリは冷めています。そうやって1日5合もの米を食べていたのです。生活習慣病という言葉はありませんでした。

熱々ホカホカも美味しいですが,少し冷まして食べてください。腸内細菌も喜ぶはずです。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市行谷1100/文教大学湘南キャンパス

公開日:2022-06-10

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