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辻堂地区での「子ども食堂」づくりへ奔走中-茅ヶ崎・小和田在住の西海さん

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茅ヶ崎市小和田在住の西海七瀬さんが、辻堂周辺に子ども食堂を作ろうと奔走中です。「外からは見えづらいが、一定数いる」といわれる、家庭の問題を抱える子どもの「心のシェルター」をめざします。

8月中旬、西海さんの自宅では、子ども食堂で提供する食事の「試作」が行われました。市内農家の野菜を使い、ハンバーグはつなぎに卵は使わずアレルギーに配慮。主食にご飯とハンバーガーの二種類を用意しました。その味は6歳・11歳・12歳の3人の息子も「おいしい」と太鼓判を押します。

大和のNPOと連携

運営面では、大和市で子育て支援を行う「NPO法人まちのかぜ」と連携。同法人の「辻堂支部」として活動を行います。食品衛生責任者の資格も取得しました。

開催場所は、同様の活動が少ない辻堂駅周辺を予定しています。新型コロナの影響で調整が難しいものの、本格的なスタートを目前としています。

西海さんは日頃、個人事業主として、廃棄されるジーンズなどを、新たな布製品に生まれ変わらせて販売しています。シングルマザーであり、子育てにも追われる毎日です。多忙の中、活動を続けられるのは、あこがれていた祖母の姿と、息子たちの存在があります。

息子たちに背中押され

試食を味わう息子・舜くんと西海さん

子ども食堂は、貧困など家庭に課題を抱える子どもや、そうでない子どもも含めた多世代が集い、食事をとることで、地域に「つながり」を作ることなどを目的としています。外からは見えにくい家庭の問題から、子どもを救う場でもあり、全国的にその数は急増中です。

子ども食堂を生み出すにあたり、思い出すのは祖母の姿です。食事が満足に取れない近所の人たちに、料理を振る舞っていました。祖母がかつて言っていた「いつでも人に感謝しなさい」という言葉と、息子らの「手伝うよ」という言葉に背中を押されて、一歩を踏み出しました。

行動を始めると、知人や地域住民、「先輩」にあたる市内子ども食堂の運営者など、次々と協力者が現れました。息子の友人らも、スタッフとして活躍する予定です。

子ども食堂に先駆けて今月からは、子どもたちが安全に弁当やパン、アイスなどを取りに来られるよう、車で移動販売する活動を開始予定。仕入れ先を探しているとのことです。

「私も祖母のように、『地域の肝っ玉母さん』と言われる存在になりたい」と西海さんは話します。

問い合わせはstern@e-mail.jpへ。

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公開日:2021-09-06

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