「秋草文壺」発見から80年
川崎市唯一の国宝「秋草文壺(あきくさもんつぼ)」が1942年に幸区の白山古墳(夢見ヶ崎公園)で発見されてから2022年で80年。同壺は高さ42センチメートル。ススキ、ウリ、ヤナギなど秋草やトンボの文様が釘彫りされている。53年に国宝に指定され、現在は東京国立博物館で展示公開されている。
日吉中学校区地域教育会議(嶋田正邦議長)は80周年を記念し、同壺と夢見ヶ崎(加瀬山)を地域住民に知ってもらおうと、8月6日(土)に「日吉の地歴と国宝『秋草文壺』を学ぶ会」を企画。夢見ヶ崎公園戦没者慰霊塔前での講演と、国立博物館への見学会を行う。
嶋田議長は「地元の人に国宝の存在を知ってほしい。今回は現物を見られる貴重な機会です」と参加を呼び掛ける。
問い合わせ、申し込みはhttps://forms.gle/2RcPY4dx3TRRiRq66。