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丹沢の“穴場”紅葉スポット!秦野・頭高山(ずっこうやま)までハイキングに行ってみた!彩りモミジと表丹沢の眺望に感動

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丹沢の“穴場”紅葉スポット!秦野・頭高山(ずっこうやま)までハイキングに行ってみた!彩りモミジと表丹沢の眺望に感動
真っ赤に色づいた頭高山の”最高の紅葉”

秦野市には多くの紅葉スポットがあります。その中でも隠れた名所秦野市の南西部に位置する頭高山(ずっこうやま)。気軽に歩いて行けるハイキングスポットとして、春は「八重桜の里」としても知られている頭高山ですが、実は表丹沢の山並みを一望できるロケーション、そして美しいモミジの彩りを楽しめるオススメ紅葉スポットなのです
頭高山の紅葉は意外と“穴場”かつ初心者にも優しいハイキングコースとのことなので、山登りは久々の記者がハイキングがてら秦野山旅紅葉を堪能してきました!

  • メモ 「頭高山」という変わった名前は、どこから見ても丸い頭のような形をしていることからつけられたそうです。標高は約303mハイキング初心者でも挑戦しやすい低山です。

今回は、渋沢駅から出発し、まずは頭高山の入口をめざします。

今回の秦野山旅はこちら!頭高山紅葉ハイキング

コース:渋沢駅南口出発ー頭高山入口(※駐車場あり)ー頭高山休憩所ー頭高山山頂ー白山神社ー若竹の泉 ※以下MAPのハイキングアイコンをクリックするとスポットが見られます
レベル:★☆☆☆☆
歩行時間(目安※片道のんびり歩いて):約1時間30分

 

ちなみに、がっつりハイキングに挑戦したい!という方は「秦野駅」からがおすすめ。ハイキングコースも設定されています。

渋沢駅から道路のあちこちにある標識を頼りに登っていくと、「ZUKO YAMA」と書かれた石碑がありました! ここからいよいよ頭高山登山開始です。 ちなみに、周りにある木はほとんどが八重桜。春はピンク色に染まりますが、秋は葉が落ちて青空が良く見えます

頭高山入口。石碑に「ZUKO YAMA」と書いてあります

春の頭高山の様子はこちら!

  • チェック 頭高山入口近くには地主さんの厚意により開放されている駐車場があります。ご利用の際はルールとマナーを守りましょう。

頭高山入口近くにある駐車場。地主さんの厚意で開放されています

それでは、頂上をめざして元気にレッツゴー! ミカン畑や竹林を横目に道なりに歩いていきます。登山道には枯れ葉が落ちていて、歩くとサクサクと心躍る音が。風の音や鳥の声、喧騒を離れてのこの雰囲気、とても癒されます……。 空を見上げれば、黄色に染まった木々の葉も見えて思わずカメラを向けてパチリ。

森林浴を楽しみつつ、のんびり山道を散策します。 道が一度細くなり、下りになりますがご心配なく。そのまま、まっすぐに進みましょう。 開けた道に出て、さらに先に進んでいきます。このあたりから紅葉した木々がチラホラ。常緑樹の緑と黄色、そして青空のコントラストがきれいです。

右側の急な上り坂は鉄塔への道なので、左の広い道を歩いていきます!

なだらかな道が多く、歩きやすい山道です。足元のささやかな枯葉の音、色づいた木々の葉をのんびり楽しみながら歩いていくと、いよいよ頭高山の注目ポイントが見えました!

右手に見える看板の位置が、表丹沢の眺望スポットです。

丹沢山系の山の名前が看板に書かれています

看板には丹沢山系の山並みの説明が書かれています。

大山から塔ノ岳、鍋割山まで一望できる風景がこちら!

看板から撮影した眺望。手前の木々が色づき、丹沢の山並みと青空のコントラストには圧巻の一言

雄大な表丹沢と秦野盆地。春には手前に千村地区の八重桜のピンク色が広がるそうですが、秋の今は紅葉の彩りが美しく、何度もシャッターを切ってしまいました。

  • メモ 眺望スポットからすぐの場所に、あずまやとトイレがあります。頂上に向かう前の休憩スポットです。この休憩スポットから、山間部にある「神山滝」に行くこともできます。

今回は紅葉ハイキングなので、寄り道はせずに頂上をめざすことにして、丹沢の山並みと紅葉を堪能しつつ、しばしひとやすみ……。あずまやのそばには立派なモミジの木もありました。

あずまやでひとやすみ。ここから頂上まで一気に登ります

さて、息も整えたところでここから一気に頂上まで登っていきます。また道なりに進んでいくと、二股の道に出ました。

  • メモ 真ん中の看板には「右回り」「左回り」の文字が。記者おすすめは左回りの道。階段状になっている左回りの道の方が比較的急ですが、紅葉おすすめスポットは「左回り」です。
  • なだらかなのは「右回り」の道ですが、左回りよりちょっと長め。ゆっくり登りたい方は「右回り」がおすすめです。

このあたりからモミジの木が多くなってきます。

頂上に向かう二股の道。記者は左回りでめざします(写真は2022年11月25日)

階段を登っていき、「秋葉神社」の鳥居が見えたら頂上まであと少しです!

頭高山の名称は『新編相模國風土記稿』によれば「秋葉山 村南に在 高三町半許 丸山 ぼつこう山とも呼り」とあり、かつては秋葉山とも言われていたようです。

モミジに囲まれた登山道。頂上付近にある秋葉神社の鳥居も見えます(写真は2022年11月25日)

鳥居をくぐり、小さな祠に手を合わせてから数歩……

いよいよ頂上に到着です!

頭高山の頂上。モミジに囲まれたあずまやも(写真は2022年11月25日)

じゃん!どうでしょう!?
「丸い頭のよう」と言われているのがわかるような頂上のフォルムです。

あずまやを囲んでいるのは赤く色づいたモミジ。ぐるりと見渡すかぎりの紅葉に囲まれ、秋の気配に包まれること間違いなしのスポットです。

写真を撮る記者。赤く色づいたモミジがきれいです(写真は2022年11月25日)

  • メモ 頭高山入口から頂上まで写真を撮りつつゆっくり歩いて30分、慣れている方なら15分ほどでたどり着きます

真っ赤に色づいた頭高山の”最高の紅葉”は、ぜひあなたの目で確認してくださいね!

頭高山ハイキング立ち寄りポイント

頭高山ハイキングに行くなら、行きでも帰りでも立ち寄りたいスポットが「白山神社」と「若竹の泉」です。

白山神社(はくさんじんじゃ)

白山神社は、昔から千村地区の鎮守として地元の人々に慕われてきました。

大きな特徴は、神社を囲んでいる杉の木。秦野市随一の杉の森の里として知られ、秦野市内の杉の中で、幹囲が1位から4位までの杉がここにあります。

  • メモ とりわけ鳥居近くにそびえる杉が、高さ46m、胸高周囲は約5mと市内で一番太い杉です。

社殿などに施された多くの彫刻にも注目です。

若竹(わかたけ)の泉

若竹の泉は、地元農家の有志によって作られた水場です。渋沢丘陵の室川源流にあたる山の中腹に掘った横穴(白山神社近く)から水を引いています

  • メモ 近くに竹やぶがあり、たけのこが多く取れたこと、当時パイプを埋設した人々の「気持ちは若く末永く元気で」という想いから、「若竹の泉」と命名されたそうです。

若竹の泉は自由に使うことができます。

紅葉狩りタクシー

秦野市と市内タクシー事業者が協働し、「紅葉狩りタクシー」を運行中です。

利用料金:30分あたり3,310円~(4人定員の普通車)

運行事業者

  • 秦野交通㈱ TEL0120-81-6766/渋沢駅・秦野駅 発
  • 神奈中タクシー㈱ TEL0570-077-030/渋沢駅・秦野駅・東海大学前駅 発
  • ㈱愛鶴 TEL0570-011-190/東海大学前駅・鶴巻温泉駅 発
    ※料金の詳細や受付可能人数については各タクシー会社に直接お問い合わせください

12月18日(日)まで特典つき

2022年12月18日(日)までに紅葉狩りタクシー利用の方には、先着100人には予約特典もあります。

①秦野産材ヒノキ使用「オリジナルコースター」
②おいしい秦野の水ペットボトル
③鶴巻温泉弘法の里湯200円割引券
④OMOTAN缶バッジ

特典に関するお問い合わせは、秦野市観光振興課TEL0463-82-5111(代表)まで。

秦野山旅ページ

住所

神奈川県秦野市/頭高山

公開日:2022-12-02

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