繰り返される戦争という蛮行を止める手立ては、過去を知って学ぶこと─。市民グループの被曝体験を語り継ぐ会は4月16日(日)、「新たな戦前を問う」をテーマに、太平洋戦争前の横須賀に漂っていた時代の空気を伝える講演会を開く。元中学校教師の木村禮子さん(94)=写真=がスピーカーを務める。
木村さんは母が営む海軍指定下宿に集まる訓練生のつぶやきを記憶しており、目の当たりにした戦前の実相などを語る。
会場は西逸見の横須賀市生涯学習センター第一学習室。午後2時から4時で参加無料。
問い合わせは【携帯電話】090・4412・2001(沼崎さん)