(3)石川漆器(漆器):小田原藩の槍塗師から(小田原駅から徒歩約8分)

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(3)石川漆器(漆器):小田原藩の槍塗師から(小田原駅から徒歩約8分)

城下町、宿場町として栄えた小田原。その伝統を今に受け継ぐ「老舗」も小田原の魅力です。今回は、地元で愛され続ける店舗をご紹介。ここでは、漆器の老舗「石川漆器」をレポートします。※掲載情報は2023年3月現在のものです。最新の情報は各店舗にてご確認ください。

使い込むほど美しく 受け継がれる伝統工芸

光沢の下から木目の美しさが浮かび上がる盆や皿―。原木をロクロで成形(木地挽き)し、漆の塗りこみ、研ぎ、塗りを繰り返して仕上げます。

伝統的工芸品(経済産業大臣指定)の「小田原漆器」の歴史は、室町時代中期に始まり、小田原北条氏が塗師を城下に招き発展。江戸時代には町民の実用品として重宝されました。石川漆器では、4代目・石川満社長(経産省認定伝統工芸士)が伝統に新しい意匠を加えながら「暮らしの器」を作り続けています。

  • 石川満社長の妻・康代さん
    「木目や色合いが、ひとつひとつ異なるところも小田原漆器の魅力です」

伐り出した原木を、ロクロと刃物で製品の形に合わせて削ります

店舗奥の工房で石川社長が手掛けた、オリジナルの器が並ぶ

  • 小田原漆器は使い込むほど滑らかなツヤが出る。店で30年以上使っている朱刷毛目盆(手前)と、新品の皿。

職人が、かつて使っていたノコギリ(展示物)

その他の小田原まち歩きコースを見る

住所

神奈川県小田原市栄町1-19-16-102

問い合わせ

石川漆器

電話

0465-22-5414

0465-22-5414

ホームページ

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公開日:2023-04-27

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