多摩市は、多くの子どもたちの居場所となってきた児童館が2023年4月に開館50周年を迎えたことを記念し、6月17日(土)から「児童館50周年記念展示」を開催する。会場は京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターAB館7階連絡ブリッジ。期間は30日(金)まで(休館日除く)。
市の児童館は、1973年に一ノ宮児童館が開館したのを皮切りに、これまで10館が開館している。展示では、市内10館の児童館のあゆみ(過去の写真や年表など)や各児童館の活動紹介とPRパネル、児童館への未来のメッセージ(子どもたちと共同して制作)、児童館のイメージキャラクター・あそんじゃ王子の紹介などを行う。今後、記念展示は永山会場や多摩センター会場での開催も検討している。
児童館は当初、子どもたちの遊び場として誕生したが、社会情勢の変化を受け、中高生の居場所や災害発生時の地域ネットワークの一翼を担う施設、子育て拠点など様々な役割を担うようになった。妊娠期から18歳の年代に合わせ、継続した切れ目のない支援を行っている。
問合せは市子ども青少年部児童青少年課【電話】042・338・6917。