「日台高座友の会」(橋本吉宣会長)が6月17日(土)、「高座海軍工廠と台湾少年工」と題する講演会を開く。大和商工会議所(中央5の1の4)で午前10時〜正午。先着100人(非会員も参加可/予約不要)。参加費無料。
当日は元台湾少年工の東俊賢氏を招き、当時の体験談や高座海軍工廠の基礎知識などが学べる。
東氏は1930年、台湾で生まれた。14歳のときに来日し、高座海軍工廠に配属。横須賀市の海軍航空技術廠で特攻機「桜花」や戦闘機「秋水」の試作に携わった。戦後は日本で電子工学を学び、電子部品会社を創業。台湾と中国に工場を設け、従業員600人規模にまで育て上げた。
同会は高座海軍工廠で働いた元少年らと戦後の交流を続けた高座日台交流の会を引き継ぎ、2019年に設立した。