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【取材レポ】茅ヶ崎市甘沼にある名門ゴルフクラブ・スリーハンドレッドクラブが子どもたちにクリスマスプレゼント

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【取材レポ】茅ヶ崎市甘沼にある名門ゴルフクラブ・スリーハンドレッドクラブが子どもたちにクリスマスプレゼント

日本を代表する名門ゴルフクラブ・スリーハンドレッドクラブ

茅ヶ崎市の北部に位置する「スリーハンドレッドクラブ」。日本を代表する名門ゴルフクラブ(ゴルフ場)のひとつでありながら、その実態を深く知る人は、地元の茅ヶ崎市民であっても意外と少ないのかもしれません。

そもそも、ゴルフクラブはゴルファー以外の方にとっては馴染みが薄く、特にスリーハンドレッドクラブは、名前の由来にもなっているとおり、会員が300人(スリーハンドレッド)に限定されていることもあって、他のゴルフクラブ以上に秘密のベールに包まれている印象を持たれがちではないでしょうか。

しかし、ゴルフにはスポーツやレジャーとして楽しむだけでなく、「ゴルフ外交」や「ビジネスゴルフ」といった言葉があるように、「社交の場」としても重要な役割を担ってきた歴史があります。スリーハンドレッドクラブもまた、そうしたゴルフ文化を体現する特別な名門ゴルフクラブのひとつといえるでしょう。

実は、そんな「特別な場所」が茅ヶ崎市内の子どもたちの笑顔に一役買っていることはご存じでしょうか。

地域の子どもたちに贈るクリスマスプレゼント

スリーハンドレッドクラブは、2022年から地域貢献活動の一環として「クリスマスチャリティー事業」を実施しています。この事業は、スリーハンドレッドクラブの社員で構成されたチャリティー実行委員会が、市内の子育て支援センターや児童養護施設、子ども食堂、保育園などに向けてクリスマスプレゼントを贈る取り組み。時には委員会のメンバーがサンタクロースに扮して、直接子どもたちに届けたこともあるそうです。

2024年は寄付先からの要望も踏まえ、サッカーボールやバスケットボールの公式球、自転車や食事のギフトカードなど、1,000点を超えるたくさんの寄付が寄せられたそうです。「子どもたちがお礼の手紙を送ってくれたり、クラブを訪れて直接感謝の言葉を伝えてくれたりすることが、私たちにとって何よりの励みになります」と実行委員会の陣内さん

スリーハンドレッドクラブに根付く社会貢献の精神

ゴルフはスコアを競うスポーツでありながら、審判がいないため、プレーヤーの誠実さが求められる競技と言われています。また、名門と呼ばれるゴルフクラブでプレーされるような方には特に、誠実さだけでなく、率先して社会に貢献しようとする考え、いわゆる「ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)」の精神も根付いているのではないでしょうか。

スリーハンドレッドクラブでのチャリティー事業は少し意外にも感じるかもしれません。ただ、こうしたゴルフ文化の価値観や背景を踏まえると、地域貢献活動はごく当たり前のことなのかもしれません。

スリーハンドレッドクラブでは「今後も地域貢献活動を続けていきたい」と話し、2025年も小学生を対象にしたスナッグゴルフの体験会を予定しているとのこと。

格式と伝統を守りつつも、地域とのつながりを大切にするスリーハンドレッドクラブの温かな姿勢が、茅ヶ崎を支える大きな力のひとつになっています。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市甘沼441 スリーハンドレッドクラブ

公開日:2025-03-24

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