今年も”御用邸の街”葉山がアート一色に染まるイベント「葉山芸術祭」が4月27(土)から開催されます。5月19日(日)まで。有志の実行委員会が主催する、住民主体、地域ぐるみのお祭りで、期間中は街の至るところにアートスポットが出現します。

企画開催場所に掲示される葉山芸術祭公式フラッグ
ギャラリーや美術館だけでなく、個人宅やカフェなども「オープンハウス」となり、自由に立ち入ることができる珍しい芸術祭です。絵画や写真、陶芸の展示を観てワークショップに参加したり、作品を購入したり、カフェスタイルの展示で休憩するなど、様々な形でアートを楽しむことが出来ます。
オープンハウスの展示やイベント 4/27(土)~5/19(日)
葉山町を中心に逗子から横須賀にまたがるエリアで、2019年は110を超える企画が参加。街を散策しながら出会った企画に、自由に参加してみてください。作品・作家との距離や周囲の雰囲気など、これまでにはないアートの楽しみを発見できるかもしれません。

オープンハウス参加企画開催風景
工芸作品、写真、建築、絵画、庭の草にいたるまで、生活とともにあるアートを楽しむことができるのが特徴です。
大人気・青空アート市 10時~17時
PART1:4/27(土) PART2:5/18(土)19(日)
青空アート市は最も賑やかなイベント。全国から集まった約80のブース(PART2)が、森山神社の参道から本殿へと繋がる階段状の斜面に並びます。

森山神社・青空アート市 境内
PART1の夜は恒例の「あかりのイベント」が開催。2019年は川村亘平斎+影絵ワークショップ参加者による「公園での公演ののための公開練習」が行われます。
葉山しおさい公園照らす竹あかり&影絵と音楽 4/27(土)~5/1(水)
御用邸付属邸跡地に造られた葉山しおさい公園で開催される竹あかり展示。

「竹あかり」ワークショップ風景
28日には川村亘平斎による「影絵と音楽」ライブ開催。葉山を取材して作ったオリジナルの影絵劇を、芝生広場で行います。シタールとスチールパンも音楽と共に大冒険活劇が始まります!
「チベットのアート・仏画とチベットティー」 4/28(日)
近年葉山芸術祭では開催されていなかった「お茶会」。昨年、「アート茶会」として復活しましたが、今年は「公園でお茶」が楽しめる企画に。チベットのミルクティー・チャガルモの呈茶が行われます。これに合わせて、チベットの仏画の世界も紹介されているので、チベットの人たちの生活に思いをはせてみてはいかがですか。
芸術祭の参加企画やその他の催しを網羅した公式ガイドマップを手に、町中に点在するイベントを楽しむのがこのお祭りの醍醐味です。葉山のアーティストを訪ねるルートを検索しながらのんびり新緑の葉山を堪能してみませんか?
ガイドマップや企画などの詳細は公式HPでご確認下さい。