横須賀市本町の市民活動サポートセンターで8月23日(土)、「新幹線を開発した三木忠直」と題した紙芝居が三木の次女、棚沢直子さんとその親戚、矢部雅子さんによって上演される。
太平洋戦争中、悪化の一途をたどる戦況の中、日本は特攻兵器「桜花」や陸上爆撃機「銀河」などの機体を開発。海軍省の技術者だった三木忠直は、あらがえない命令の中、設計に携わった。戦後は、戦争への加担を悔やみ、軍事転用されない鉄道業界へ転身。初代0系新幹線、ロマンスカーなどの誕生に大きく寄与した。
戦中・戦後で、戦争と平和の貢献、その両方に関わった三木の思いと生涯を紙芝居を通して伝えていく。棚沢さんが構成を、矢部さんが絵を担当している。時間は午後1時から。1回のみ。予約不要で参加無料。
紙芝居は、子ども向けイベントが多数用意されている同センターの「のたろんキッズデイ」のイベント内で実施。午前10時から午後3時。詳細は同センター【電話】046・828・3130。