人気アニメ「青ブタ」桜島先輩が藤沢をPR
藤沢市を舞台にした人気アニメ作品「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」に登場するヒロイン「桜島麻衣」がこのほど、湘南藤沢フィルム・コミッションPR大使に任命された。作中のキャラクターが街の魅力をPRするという、一風変わった趣向だ。
同作は昨年10月から放送された高校生の青春ファンタジー。江の島を始め、藤沢駅や総合市民図書館など市民お馴染みの場所が度々登場する。
PR大使の委嘱は15日から劇場上映が始まった映画作品とのタイアップ企画。作品のモチーフになった場所を巡るデジタルスタンプラリーの第2弾が7月末まで開催されている。
スマートフォンアプリ「舞台めぐり」で全17カ所を紹介。うち7カ所でヒロインの桜島麻衣が「(片瀬海岸西浜では)花火大会が行われているの」など、オリジナルボイスでPRする。
全て巡り、写真を撮影するとPR大使オリジナル名刺が進呈される。ファンからの反応は上々といい、同コミッションでは「作品の世界観に浸りながら観光地としての藤沢の魅力を再発見してほしい」と話した。
「湘南が作品より魅力的に」~出演声優による舞台挨拶~
続編となる映画「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」が6月15日、全国で公開された。本作では主人公・梓川咲太の前に、2年前に出会った「初恋の人」牧之原翔子が再び現れる。その理由を知った咲太は、現在の恋人である桜島麻衣との未来か、それとも翔子の未来か、「究極の決断」を迫られることに―。
初日の15日には109シネマズ湘南で出演声優による舞台挨拶が行われ、咲太役の石川界人さんは「舞台となった湘南という場所が、作品をより魅力的にしてくれたと思う」と語った。

左から石川界人さん、瀬戸麻沙美さん、水瀬いのりさん
スタンプラリーは
デジタルスタンプラリーは「青ブタ」の『舞台めぐり』のアプリから