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<潜入レポ>社宅を丸ごとリノベ!茅ヶ崎「たかすなヴィレッジ」高砂通りに佇む賃貸住宅を訪ねてみた

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高砂通りの日常に溶け込むかのようにカフェなどの商業施設×賃貸住宅を実現した「たかすなヴィレッジ」

(レポート更新)2020年11月28日に隣接地にカフェやコワーキングスペースを備えた「たかすなヴィレッジ アネックス」がオープンしました。本文中で新スポットを紹介しております。

明治以来、一世を風靡したエンターテイナーたちの別荘地であった名残を今もなおとどめている茅ヶ崎「高砂通り」。そんな歴史深い「高砂通り」に社宅をまるごと再生”したという「たかすなヴィレッジ」があります。高砂通りのシンボルである松並木をはじめ、地域の歴史文化を大事にした「商業複合施設×賃貸住宅」は、常時満室でキャンセル待ちが出るほどの人気ぶり。記者が潜入レポートしてきました。

たかすなヴィレッジの広場には高砂通りの「松」をイメージしたシンボルマークがきらり

【取材スポット】まちとシェアする賃貸住宅シリーズ:『たかすなヴィレッジアクセス/茅ヶ崎市東海岸北1丁目2-4(JR東海道本線・相模線「茅ヶ崎」駅徒歩4分)。サザンビーチ茅ヶ崎海岸まで徒歩20分。

茅ヶ崎は海に面し、「夏涼しく冬は暖か」という恵まれた気候で明治から昭和初期にかけて多くの著名人が別荘や邸宅を構え暮らしていたと言われています。「雄三通り」「サザン通り」とありますが、中でも「高砂通り」は、最もその当時の面影が残る、歴史文化の深い通りとして地域に根付いています。

  • どんな人物の別荘があった?:「オッペケペー節」で一世を風靡した新派劇の創始者である川上音二郎・貞奴夫妻、歌舞伎役者の九代目市川團十郎など。

どう変わった?社宅時代との比較

こちらが再生を手掛ける前の旧社宅。社宅とあって、重厚感のあるコンクリート建物が特徴的で閉鎖的な印象に映りますね。

そして、こちらが社宅を用地変更し、リノベーションした「たかすなヴィレッジ」。門をなくし、広場が出現。木を贅沢にあしらった外観は、モダンに変身。アプローチは広場となり、地域に開かれた開放的な住宅が出現しました。

また、高砂通り沿いは文化エリアのため、商業施設が少ないことから、1階には4つのお店を入れる商業施設×賃貸住宅の空間を作り上げました。

  • どんなお店があるの? 食堂・カフェ・酒場・チーズケーキ&タルト専門店THE CIRCUS(ザ サーカス)、ヘアサロン MEER.S(メールズ)、インターナショナルスクールLittle Starfish International School、療育・児童発達支援事業所のコペルプラス茅ヶ崎教室。

高砂通りの歴史・文化価値をシェア

このように社宅をまるごと再生した「たかすなヴィレッジ」は、湘南エリアを中心に多数の建築・不動産事業を手掛ける「丸山アーバン/藤沢市藤沢」(カエルがマスコットのユーミーらいふグループ)と、デザイン×不動産価値のリノベーションで注目の企業「ブルースタジオ/東京都中野区」が展開する『nezasuhouse(ネザスハウス)』シリーズの賃貸住宅です。

「(株)丸山アーバン」社長の西山和成さん(右)と「(株)ブルースタジオ」専務取締役・クリエイティブディレクターの大島芳彦さん

「風土」「地域」「文化」にねざす。これらのコンセプトをオーナーの思いとともに地域にシェアし、巧みな形にデザインした住宅『nezasuhouse(ネザスハウス)』の仕掛け人がこちらのお二人。湘南エリアを中心に、「ネザスハウス」を展開しています。

楽しい住宅とコミュニケーションの両方を深めていく建物を追求。住宅業界の“エンターテイナー”と言っても過言ではないお二人です。

  • ネザスポイント:コンセプトを紐解くと「高砂の地域」が見えてくる住宅。地域ブランドの再生・向上につながる「たかすなヴィレッジ」は、2019年度の「第36回住まいのリフォームコンクール」において優秀賞を受賞。詳細はコチラ

街並みに溶け込む木製の表情にチェンジ

「湘南の海のイメージではなく、この高砂通りの価値を守っていける落ち着きのある特色にしたかったんです」。リサーチ期間は3年。圧倒的に“海”のイメージが強い湘南茅ヶ崎ですが、その中でも高砂の居住地としての優雅な品格を優先。器としての建物だけではなく、地域社会を含めた暮らし空間をデザインしたのです。

廊下から望む四季折々の落葉樹が植樹されている広場

家賃は相場より1〜2割ほど高いものの、なんと完成と同時に満室となり、キャンセル待ちが3組と大反響を呼びました。「建物を作ってすぐ満室になる時代ではない。空室問題もありますね。資産価値を維持するには、周りを巻き込む。まずは、最初に建物を作った自分たちが想定したお客さんに入ってもらうことが大事なのです」。

  • ネザスポイント 名前を変えるのもリノベーションの一つ。「たかすなヴィレッジ」は、先住民と新たに住む人々の交流が繰り広げられる、地域に開かれたまちの広場=「村」である意味が込められている。

広すぎず狭すぎず。心穏やかに過ごせそう

あえてレトロ感も残した、ゆったりと寛げる生活空間。絨毯が敷かれ、高砂の気品漂う、優雅で落ち着いた空間が広がっています。

いたってシンプルな洗面所

木がアクセントになっている洗面所。シンプルモダンも垣間見られる、お洒落な空間ですね。

思い立ったらすぐサーフィンに行けそう

これは湘南の住宅ならではの設計を発見。エレベーター横にはサーフィン用の収納スペースがあるので、お部屋の中もスペース要らず。住人にも大好評だそうです。

  • 注目ポイント:高砂通り沿いの道路は白いまだら模様になっており、茅ヶ崎の砂浜をイメージされているそう。たかすなヴィレッジから海までは徒歩20分と一直線。

2020年11月に「たかすなヴィレッジ アネックス」誕生

たかすなヴィレッジに寄り添うお洒落な建物(写真は工事中のもの)

そんな「たかすなヴィレッジ」には続編が。2020年11月(予定)に「たかすなヴィレッジ アネックス」が誕生します。

一階にはオリジナルハンバーガーやサラダプレートを提供する「TURNER DINER」が、ニ階にはコワーキングオフィス(自由に行き来して、仕事場を持たずして働ける場所)がオープン!。高砂通りに生まれる新たな“湘南物語”から目が離せません。※当初の予定から変更する可能性があります。

「たかすなヴィレッジアネックス」でオープン式典

天候に恵まれた11月28日、華やかにテープカット

2020年11月28日に式典が行われました。1階は株式会社WAT(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:石渡 康嗣)が運営する飲食店「TURNER DINER 茅ヶ崎」、2階は株式会社TakasunaBASE (所在地:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役社長:小山 享祐)の運営するワーケーション体験型のコワーキングスペース「TakasunaBASE」がオープンしました。

当日は、イベントも開催され、大勢の人々が新スポットに訪れました。

こちら2階。外観と同じく居心地の良いウッディなコワーキングスペースです。「TakasunaBASE」という名の通り、基地っぽい雰囲気が漂います。

個室&扉付のコワーキングスペースでは、仕事もぐんと捗りそうです。新しい働き方が模索された2020年。お昼は1階のカフェで…なんてこともできる「たかすなヴィレッジ アネックス」です。

地域にネザスポット:高砂緑地(たかすなりょくち)

たかすなヴィレッジから徒歩2分:かつてこの付近には砂山があり「高砂」との呼び名がついた。「高砂緑地」は、明治30年代に建てられた川上音二郎・貞奴夫妻の邸宅跡地。茅ヶ崎市小和田に別荘を設けた九代目市川團十郎を慕って構えたと言われている。現在は松などが生い茂る緑地スポットや美術館、図書館を併設。旧別荘地の面影が今もなお残る場所。

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『nezasuhouse(ネザスハウス)』シリーズの賃貸住宅の取材レポートです。

湘南×旅する暮らし

住所

神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1丁目2-4

◆見学随時受付中
<アクセス>
JR東海道本線・相模線「茅ヶ崎」駅 徒歩4分(高砂緑地通り沿い)

問い合わせ

(株)丸山アーバン(ユーミーらいふグループ)

電話

0466-47-8200

0466-47-8200

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公開日:2020-12-19

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