2008年から毎年12月に蒔田公園で光のアートイベント「光のぷろむなぁど」を行っている市民団体「大岡川アートプロジェクト実行委員会」は、2020年も12月12、13日にイベントを実施することを決めた。
アート展示強化・動画配信も
同委員会はコロナ禍での開催を検討し、イベントが野外であることを踏まえ、従来の内容を一部変えながらも、実施する方針を固めた。例年は、光のアート作品展示と屋台、ステージを使った音楽演奏を柱にしていた。今年はイベントの原点であるアート展示を強化し、屋台は行わない方針。ステージでの音楽や踊りはアート盛り上げる演出の観点から見せ方を考えていくという。また、当日の会場の様子を動画で配信することも計画している。
光に関係する作品を
多くのイベントが中止になっていることを受け、同委員会は「光の-」を作品発表の場として、さまざまな市民や団体に活用してもらおうとしている。すでに蒔田公園を拠点にする団体から、桜の木を使用した作品の展示依頼が来ており、光に関係する作品を広く募る方針だ。
同委員会は「原点に立ち戻り、光の作品で人と人、人と地域をつないでいきたい」と意気込んでいる。問い合わせはメール(ohokagawaart.koho@gmail.com)で。