平塚市美術館で8月1日からワークショップ「家をあつめて街をつくろう」を開催している。「夏の所蔵品展 日常という宝物」に関連した取り組みで、同展の第1章「STAY HOME」から学芸員が発想を得た。
参加者は美術館が用意した紙やペンなどを用いて、自由に家づくり。その作品一つ一つが集まって、街が形成される。
このワークショップを担当する同館学芸員の品川ちひろさんは「コロナ禍でも来てくださった人に何か体験してもらえることはないかと考え、思いついた。皆さんの作品にはいろんな工夫があって、個性の違いがとても面白い」と作品を眺めていた。
新型コロナウイルス感染防止のため、ペンや紙は紙袋に入れられ、その後は専用ボックスに戻すなど対策を行っている。
作品は同館1階廊下で展示されている。夏の所蔵品展会期中の9月27日まで。夏の所蔵品展の鑑賞者が対象で1日先着10名、定員に達し次第終了。参加費無料。問い合わせは【電話】0463・35・2111。