藤澤浮世絵館で10月25日まで、企画展「浮世絵で富士山を眺める 江の島から東海道から」が開催されています。藤沢宿から望む富士山を描いた葛飾北斎や歌川広重の作品などが特集展示されています。
浮世絵には、藤沢宿の景勝地である江の島と富士山が絶妙な構図で描かれています。同館によると、北斎や広重は実景を描くより、富士山を印象的に見せる構図に創意工夫を凝らしたそう。実際にはありえない位置関係もみられます。
館内には、六曲一双の「東海道五十三次図屏風」をはじめ、藤沢市所蔵の浮世絵作品を多数展示しています。富士山が雪化粧をし始める季節、浮世絵にインスピレーションをもらって、お気に入りの富士見スポットを探しに行こう。
藤澤浮世絵館は辻堂駅から徒歩5分。