新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言を受け、人が集まる節分行事を中止にした神社が、用意した豆などを寄付したり無料で子どもたちに配布している。
江島神社では、豆を寄贈
江島神社は伝統のある節分追儺式を中止にし、神事を神職、総代のみで執り行う。同神社は「残念な思いをしている子どもたちを喜ばせたい」という思いから、21日に節分福豆300組と協賛企業から寄せられた菓子1080個を市社会福祉協議会へ寄贈。市内の児童養護施設などに配られる予定。豆にはイラスト入りの手紙を添えた。
白旗神社では、インターネット予約制で豆を子どもに
白旗神社では、市民らが行っている「ふじさわ子ども豆まき」の中止を決めた。同実行委は「各家庭で豆まきが行えるように」と、25日から用意した福豆と福枡900個を小学生以下の子どもたちに無料で配布している。
配付は混雑を防ぐためにインターネットで受け付ける予約制。受け渡しは2月2日までで、1日100個を神社で配布している。
小学生以下の子どもたちは無料。大人の希望者には1枡1000円で頒布する。応募フォームは同神社のホームページから。