NPO法人宮前かぐやの里

 事業所がある川崎市宮前区は心温かな人が多いです。そんな宮前の人が好き、また緑豊かな街が大好きです。そんな思いから、区の木である「さくら」と、事業所がある野川有馬地区は昔から竹林が多く筍の名産地だったことにちなんで、地域への愛を込めて法人名を『宮前かぐやの里』、グループホームの名を『さくら』と名付けました。

 ホームには、色々な事情の人が入居しています。ほとんど学校や職場に行けなかった人や、精神の障がいで長期入院していた人。自閉でお堅い人もいれば、おしゃべりが大好きな人もいます。もちろん、家族からの自立を決意して入居した人も―。

 今までと環境をがらりと変えてグループホームに入居することで、1日のリズムが自然と身に付き、将来の自立へとつながります。かぐやの里は、新たにスタート地点に立つ皆さんの応援団です。

理事長インタビュー

 2016年、「障がい者の受け入れ施設不足で大変な思いをしている方が大勢いる。障がい者が地域で暮らせる場をつくりたい」という思いでNPOの設立を決めた。その第一歩として、有馬地域の地主や民生委員らの協力を得て、アパートを利用したグループホームを開所しました。

施設紹介

 グループホームは南野川に新設移転し、精神知的障がい者を対象に定員10人。施設長は元宮前警察署長の小坂公造さんが務める。スタッフは施設長、サービス管理者、看護師、社会福祉士、世話人含めて8名。将来入居希望の方は、見学は随時受け付けていますので、事前にご予約の上お越しください。

『NPO法人 宮前かぐやの里』だより

地域情報紙タウンニュース宮前区版で連載されている『NPO法人 宮前かぐやの里』だよりをまとめてご紹介します。館内には理事長所有の小島功さんの作品が、その季節に合わせて展示されています。

 小坂施設長は、元宮前警察署長。防犯活動をライフワークとしており、冊子「犯罪と依存症から身を守るために」を発行している。有馬・野川生涯学習支援施設アリーノや向丘出張所、菅生分館などで無料配布しています。

◎冊子「犯罪と依存症から身を守るために」(PDF)

NPO法人宮前かぐやの里の運営する「グループホームさくら」
神奈川県川崎市宮前区南野川1-11-10
044-750-0831