茅ヶ崎には愛称がついた通りがみられます。先日、名誉市民となった加山雄三さんの名がついた駅南口のメインストリート『雄三通り』、北部の博物館前を通る『大岡越前通り』、“おばけえぼし”でも知られる『ラチエン通り』。そして、茅ヶ崎駅とサザンビーチちがさきを繋ぐ『サザン通り』。
その中で今回はサザン通りを歩きながらサザンオールスターズの茅ヶ崎ライブ2023の会場となる『茅ヶ崎公園野球場』に向かう様子をレポートします。
茅ヶ崎駅からサザン通りを歩く
茅ヶ崎駅を出て平塚方面に数分進むと、サザン通りの案内板がみつかります。JR東海道線を渡る跨線橋・ツインウェイブが目印になります。
サザン通り商店街
サザン通りとその周辺の商店街。この商店街の街路灯にはサザンオールスターズの曲名プレートが数多く設置されています。通りの各所に配置されているので、すべてを見つけるのはなかなか大変かも。お気に入りの曲名プレートを探してみてはいかがでしょう。
茅ヶ崎小学校
サザン通りを歩き始めてすぐの場所にある創立130年を超える歴史ある茅ヶ崎小学校。卒業生の中にはサザンオールスターズの桑田さんも。その縁もあって、サザンオールスターズが結成45周年を迎えた2023年6月、お祝いの人文字を作るイベントが校庭で行われました。
サザンサブレ@エトアール洋菓子店
サザン通りで愛されている洋菓子屋さん。サザンオールスターズの歌詞にも出てくる茅ヶ崎のシンボル・えぼし岩の形を模したサクサク食感のサザンサブレはバニラ、ソルト、シナモン味の3種類。サザンサブレは茅ヶ崎市へのふるさと納税の返礼品にも登録されています。
サザン神社
2008年のサザンオールスターズ結成30周年を機に現在の姿になったサザン神社。サザンオールスターズのファンが多く駆け付けるサザン通りの人気スポット。
深蒸し茶・茶山@小林園
サザン神社の斜め向かいにある小林園で取り扱う深蒸し茶・茶山(さざん)。茅ヶ崎海岸の砂山を粉茶として、松の緑は抹茶で表現。粉茶に抹茶がまぶされた甘い香りでまろやかな味が特徴。こちらも茅ヶ崎市のふるさと納税の返礼品に登録されています。
実は小林園さんでサザン神社の御朱印をいただくことができます。御朱印の種類は4種類。
サザンビーチちがさきに到着
駅を出てサザン通りを20分ほど南に進むと、いよいよ海岸に到着。目の間に広がるのはサザンビーチちがさきです。
サザンビーチちがさき
1898年に開設された茅ヶ崎海水浴場が、1999年に「サザンビーチちがさき」へ改称。
茅ヶ崎ライブが行われる9月30日(土)、10月1日(日)に合わせてイベントも行われるそうです。2023年10月21日(土)はサザン芸術花火大会の開催も。
茅ヶ崎サザンC
サザンオールスターズのCDジャケットにもなったサザンビーチちがさきのシンボル。サザンCの“C”の右側に人が立つと円(縁)が繋がることから縁結びのスポットとも。
サザンオールスターズの歌詞にも出てくるえぼし岩がCの中央に入った写真が撮れる茅ヶ崎定番のフォトスポット。
江の島を見ながら、茅ヶ崎公園野球場へ
サザンCを出た後はサイクリングロードを歩き、茅ヶ崎公園野球場へ向かいます。正面には江の島が見え、潮風を感じながら藤沢方面に10分ほど歩くと、今回の目的地・茅ヶ崎公園野球場に到着します。
茅ヶ崎公園野球場
2000年、2013年にサザンオールスターズのライブが行われた場所です。2023年9月27日(水)、28日(木)、30日(土)、10月1日(日)の4日間、3度目のサザンオールスターズのライブが開催される予定。球場内のエントランスには過去のサザンライブの写真なども展示されています(ライブ期間中は展示がご覧になれない可能性があります)。
- 海辺の朝市
毎週土曜日に茅ヶ崎公園野球場で行われている海辺の朝市は生産者から直接、茅ヶ崎の新鮮な野菜などを購入することができる人気のイベントになっています。
茅ヶ崎駅からサザン通りを歩きサザンビーチ、茅ヶ崎公園野球場まで歩いてみました。今回のようにたくさん寄り道をしなければ、駅から茅ヶ崎公園野球場まで35分程度といった感じでしょうか。
茅ヶ崎駅からサザンライブ会場となる野球場までとしては少し遠回りとなる行き方ですが、茅ヶ崎に数多くある“サザン”の雰囲気を感じながら歩くとあっという間に感じるのではないでしょうか。