大変長らくお待たせしました。少し間隔が空いてしまいましたが、ハンサム判治さんの「勝手に茅ヶ崎グルメガイド」第7回をお届けします。
今回ご紹介するのは、サザンビーチちがさき海水浴場のほど近くにある『もつ焼きヨゾラ』。串焼きともつ鍋、そして店主の人柄に惚れ込んだ、熱量たっぷりの一編です。
連載記事まとめ
みんな元気に旨いもん食っとるかー！
局所的に大人気らしい「ハンサム判治の勝手に茅ヶ崎グルメガイド」だけど超大作を狙いすぎでペースが遅くなっちゃっとって申し訳ない！
スコッティー3倍長持ちトイレットロールのCMソングとか本業が忙しい上に、なんと15年ぶりにメンバー全員100キロ以上のアイドルバンド「デブパレード」が復活しちゃったもんで今年はもうバタバタであった。
でもNARUTO主題歌バッチコイ！をやった伝説の食いしん坊バンドが復活しちゃったもんで食いしん坊活動にも加速させていかんと！
というわけで今後はもっとスピーディーに茅ヶ崎グルメガイドをバンバン出して行くんで期待しとってくれ！
ワシは串焼きが好きだ！
プロの食いしん坊のハンちゃんはどんなお店が好きなの？って聞かれた時に真っ先に浮かぶのが焼き鳥やもつ焼きの串焼き屋さん。バンドでデビューする前は料理のバイトばっかしとったもんで料理には多少自信がある。
メインはオムライスなどの洋食だったが焼き鳥屋でもバイトしたこともあるもんで焼き鳥を作るのも可能だ。
でも美味しい焼き鳥を作るのって超大変じゃん。
お肉を厳選して食べやすくかつジューシーに焼ける大きさに切り分けて丁寧に串に刺す。それを1本1本心を込めて炭火で焼きあげて提供する。
串焼き1本200円前後なのにこんなに手間と愛情がかかっとるんよ。
BBQプロデューサーと呼ばれるぐらいBBQ大好きなワシだがそれでも炭を用意するのって大変だし、自分で作るよりお店でガチプロが焼いてくれる本当に旨い最高の串焼きをたらふく喰いたい‼
だでカミさんと外食しようってなった時のファーストチョイスは串焼きであることが多いんよね。
そんなワシのイチオシがもつ焼きヨゾラ！
茅ヶ崎は面白い個人店が多い街。当然焼き鳥や串焼き屋さんも多い。
そんな中でワシがイチオシするのがサザン通りの海の近くにある「もつ焼きヨゾラ」なんよ。
キックボクシングを始めてますますイカつさに磨きがかかった大将のトシオちゃんが切り盛りする串焼き酒場。イカついと書いたがめっちゃ優しいナイスガイなんで安心してお店に行って欲しい（笑）
とにかく串が旨すぎる！
ヨゾラはとにかく串がピカイチ！
何食っても最高の焼き加減と塩梅。
トシオちゃんが都内のホルモン焼きの名店出身ってこともあるんだろう。肉の目利きや焼き加減がとにかく抜群なんよ。
毎回絶対頼む砂肝なんかかじるとブチんと弾けるような食感に驚く。
こんな砂肝は他で食った記憶がないレベルの弾力。青唐辛子もまたいいアクセントなんよな。
ホルモンはいわゆるマルチョウで1本で都内の上品なもつ鍋屋の追加もつ1人前ぐらいあるんじゃないかってボリューム。香ばしく甘い脂とトロける食感が最高。
ヤゲン軟骨なんか、ヤゲンさんってお肉だったんですね！って挨拶したくなるぐらいお肉もついとる。
青唐セセリも超おすすめ！ピリッとした青唐のアクセントとセセリのジューシーさが堪能できる。
つくねはまん丸ハンバーグ！
ハラミやカシラなんかもうステーキだろ！
青唐ガツシンはサックサクで最高。
そしてなんと言ってもレバーである！
焼き鳥が好きな最大の理由はレバーが好きだから。オールドスクールなよく焼きレバーも趣深いがレバーはやっぱり”しっとり”とした食感じゃないと！
その点、ヨゾラはパーフェクト！
こんなに美味いレバーの串焼きもそうそうない。
鶏レバーは串2本刺し！1本じゃ支えきれんボリュームってこと！
アミレバーは豚レバーを網脂で包んで焼いてくれる！
レバーの角がピンピンだろ？
肉刺しもおすすめ！
串がとにかく最高なのだが、その中でもやっぱ低温調理のレバー料理である。
ヨゾラのレバー料理は70度で低温調理された丁寧な仕上げ。火は通っとるのに絶妙な火入れ加減だでマジで感動するぞ！
レバ刺しを失った人類の悲しみと、ヨゾラに出会えて心の穴を埋めることが出来た1人のさすらいの食いしん坊の感動ストーリーをこのレバーエンディングストーリーという曲には込めてある。
ありがとうヨゾラ！マジで一生通います！
実は肉以外も！
肉ばっかの話になっとるが実は肉以外も素晴らしい！
ブロッコリーも丸焼きなんかカミさんの大好物だ。
そしてポテサラがど美味い！
いぶりがっこの歯触りと香りとポテサラのマリアージュが最高でマジで毎回注文する。
日によってはこんなオシャレなトリッパのトマト煮とかもあったりする。
パクチーサラダは大草原！
スティックセニョールなんか串焼き屋ではなかなか出てこんら？
厚揚げってなんでこんなに美味いんだろ？
肉巻きピーマンチーズも絶品！
ヨゾラはカレー屋！？
散々お肉やおつまみを食いまくって腹パンなのに締めがまた美味いもんでやめられん。
麺類やチャーハンやら日によって色々だけど、カレーがあると必ずカレーを注文しちゃう。
トシオちゃんはカレーのセンスも抜群なんよ。
カレーってたいがい美味いし不味いカレーに出会うこともそうそうないじゃん。でも逆に超美味いカレーってなかなか出会えんくない？
ヨゾラのカレーはいろんなバリエーションがあるんけどハズレなしで毎回ど美味い！
やっぱ串焼きという塩梅が命の専門家だでね。
スパイスの加減と塩梅がとにかくいいもんでどのカレーも美味いんよね。
これは確かグリーンカレーヌードルだっけな。
いやいやヨゾラはもつ鍋屋だ！？
ヨゾラはもつ鍋も最強だ。
もつ焼き屋なんだでモツが美味いのはそりゃそうなんけど、スープがど美味い！
もつの旨みとゴボウの出汁とニンニクのコクを甘めの醤油でまとめあげた絶品スープ。その旨みを吸ったもやしやキャベツが最高に美味いんよね。1人前から注文できるのも嬉しい。
そしてお鍋の締めは麺！
絶品スープを余すことなくたいらげろ！！雑炊もやってくれるよ。
茅ヶ崎で美味いもつ鍋食いたけりゃヨゾラに決まりだぜ！
レバーエンディングストーリー！？
ヨゾラに行く前に電話するとき「レバーまだある？」って聞くぐらいワシはヨゾラのレバーが好き。丁寧に低温調理されたレバーをはじめ、鶏レバー串、豚レバー、アミレバとかいろいろあるけど全部大好物！
だでトシオちゃんもワシが聞く前に「レバーありまっす！」って答えてくれるようになったのがまた嬉しい（笑）
レバーが終わってしまった日の悲しみを歌にしたのがタイトルにもある「レバーエンディングストーリー」であり、これはトシオちゃんが「ヨゾラのテーマもそろそろー」って催促してくれた時にこの強烈なパンチラインをくれたもんでその日に帰ってすぐ出来た曲。
ワシが今やっとる絶叫ジャズ楽団ゴリラ人間ズのピアニストでもあり、音大ピアノ科首席卒のプロピアニストシンガーであるちなつことのセッションでレコーディングしてリリースしとるよ。
そのレコーディング打ち上げとかでちなつこも何度かヨゾラを満喫しとるんよね。
レコーディングの様子はこちら！
どローカルだけど実はウェルカムなお店！
ヨゾラはローカル色が強い茅ヶ崎の個人店の中でもトップクラスのローカルに愛されとるお店。
サザン通りの海の近くにあっていつも常連さんで賑わっとるから行ったことない人にはちょっとハードル高いみたいだけど、一歩入ればマジでパラダイス！茅ヶ崎で美味い串焼き食いたいならヨゾラだぜ！
いや全国大会でもトップクラス！
茅ヶ崎のマスコットあやのちゃんもたまにお店におるよ。
トシオちゃんとあやのちゃんのコンビネーションもほっこりする。
かつてのドリカム編成トリオでデビューするか！？（笑）
ヨゾラのテーマソング「レバーエンディングストーリーforもつ焼きヨゾラ」はApple Musicとかでも聞けるしインスタとかでも使えるんで是非聞いてみて！
ハンサム判治プロフィール
茅ヶ崎在住の海の上の絶叫詩人、音楽プロデューサー。
絶叫ジャズ楽団ゴリラ人間ズ/デブパレード/ハンサム兄弟/HANZI BANDのボーカル、ウクレレ大使。
SUPで烏帽子岩に行って歌う姿から「茅ヶ崎の赤い烏帽子岩」と呼ばれるようになる
「NARUTO」「CR天才バカボン」「ギララの逆襲」等の主題歌、「グリコカフェオーレ」「ロッテWAVE（松井秀喜）」「JR東日本」「スコッティ3倍長持ちトイレットロール」等のCMソング、プレステ「ギタドラ」のゲーム音楽などを作ったり歌ったりしとる人。
NHK Eテレアニメ「オトッペ」のCDを自ら経営するハンサムレコーズからリリースするなど子どもの音楽教育にも深く関わる。
小田原発、眉村ちあきボーカルで全国の水産業を盛り上げるための応援歌「オー！サカナ！！」のアレンジ、レコーディング、サウンドプロデュースを手がける。
2021年カミさんの地元である湘南移住を機に地域密着型レーベル「湘南レコーズ」を設立し湘南地域から世界に通用するアーティストを輩出するプロジェクトをスタート。
3歳児から69歳までの地元アーティストや茅ヶ崎支援学校の生徒と卒業生もプロデュースし歌手デビューに導く。現在も音楽プロデュース業と並行して、絶叫ジャズ楽団ゴリラ人間ズと15年ぶりに復活したデブパレードを中心に自らの音楽活動も精力的に展開している。
Tバーで開催する「ワンオーシャンフェス」と「湘南ウクレレフェス」という2つのフェスの主催者として茅ヶ崎をもっともっと音楽の街として盛り上げるために奮闘中！
- ハンサム判治の食いしん坊ネタが好評なInstagram！
- 音楽プロデューサーとして本音を語るThreads！
- ハンサムレコーズ公式サイト
【連載】ハンサム判治の勝手に茅ヶ崎グルメガイド
