「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」と題した企画展が1月13日まで横浜美術館(逢坂恵理子館長)で開催されています。
同展では、音声ガイドのナビゲーターに女優の上白石萌音さん、ピアノ演奏をピアニストの福間洸太朗さんが担当。オーギュスト・ルノワールやクロード・モネなど13人の画家による作品約70点を展示しています。
これらの作品は、「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨームコレクション」としてオランジュリー美術館に所蔵されているもので、20世紀初頭の画商兼コレクターのポール・ギヨームと妻ドメニカによって収集されたもの。同展ではギヨームらのコレクションに秘められた物語も紹介しています。
同館では9月20日、上白石さんと福間さんを招いた取材会を開催。ルノワールの作品『ピアノを弾く少女たち』と同時期に制作されたプレイエル社のピアノが持ち込まれ、福間さんの伴奏で上白石さんがエリック・サティの『ジュ・トゥ・ヴ』を歌唱しました。
上白石さんは「ルノワールの『ピアノを弾く少女たち』を観たときは全身に鳥肌が立ちました。美術館が好きなので、いつかやりたいと思っていた音声ガイドができるこになり、とても嬉しいです」と話しています。