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素でいられるから居心地がいい。子育て世代に優しいまち<関根健志さん、沙恵子さんの茅ヶ崎暮らし>

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素でいられるから居心地がいい。子育て世代に優しいまち<関根健志さん、沙恵子さんの茅ヶ崎暮らし>

茅ヶ崎市共恵在住 関根健志(せきね・けんじ)さん 沙恵子(さえこ)さん 早椋(さくら)くん
茅ヶ崎の隣町・寒川町育ちの健志さんと平塚市育ちの沙恵子さん。趣味は山登りとランニングなど、アクティブなご夫婦。2020年に早椋くんが生まれ、現在は3人で茅ヶ崎ライフを満喫している。
週末はカメラ片手に公園に出かけたり、海岸まで足を伸ばしては海風に心を和ませたり。茅ヶ崎のおしゃれなお店やおいしいもの巡りにも目がない。

家族でのびのび暮らしたい!子育てに便利な茅ヶ崎

2017年の春、結婚のタイミングでスタートした茅ヶ崎ライフは、二人の実家にも近く、通勤にも便利と言う理由からだった。

健志さんは小田原方面、現在育休中の沙恵子さんは都内までお勤めだが、どちらの勤務地にもJR東海道線1本で通えるところに魅力を感じ、茅ヶ崎を選んだ。その理由の一つには“相模川”も関係しているというが、一体どういうことだろう…?

「この辺に住んでいる人はよく知っていることなんですけど(笑)、相模川って台風や大雨の影響を受けやすく、その上を通る東海道線は遅延することも時々あるんです。私の通勤時間が長いので、相模川よりも東京寄りを選んで、万一の遅延に備えました」(沙恵子さん)

茅ヶ崎には東海道線、湘南新宿ライン、相模線が走っていて、渋谷駅、東京駅、新宿駅、池袋駅と都内への所要時間も1時間ほどで乗り換えなしで行ける。

「最初は地元・平塚が良かったけど、茅ヶ崎に引っ越してみると住めば都、すごく満足しています。自然の豊かさに加えておしゃれで便利。バランスのいいまちですね」(沙恵子さん)

茅ケ崎駅周辺にはスーパーや病院、保育園など関根さん夫婦の暮らしに便利な施設が点在している。海につながるストリートにはおしゃれな店や美味しい店が立ち並び、海へのお散歩コースは家族のいい気晴らしになっている。

子どもが生まれてからも「海や山を身近に感じながら暮らしたい!」という関根さん夫婦にはぴったりのまちだ。

子連れに優しい、気さくであたたかい人が多い

現在関根さんのお住まいの近くには、早椋君と同じくらいのお子さんをもつ世帯が多い。

「近隣から子どもの泣き声が聞こえてくるので、早椋が泣いても気を遣いすぎることもなく気持ちがラクです。この辺りには近くに病院がたくさんあるし、小児科もいくつかあるので安心です。赤ちゃんって病院に行くことがよくあるので助かっています」(沙恵子さん)

来春から仕事復帰を考えている沙恵子さんは、近隣の保育園にも見学へ行くなど保活の真っ只中だ。保育園の入園に関して、大都市圏では待機児童について課題にのぼっているが、茅ヶ崎市においては大幅に改善傾向にある。

「家の近所に保育園がたくさんあるのでいくつか見学に行きました。園の方針、取り組み、環境はさまざまですが、共感できる保育園が見つかったのでそこに通えたらいいな」(沙恵子さん)

「駅までの通勤途中にも保育園がいくつかあります。通勤のタイミングで送迎できると負担が少ないですよね。今からイメージトレーニングをしています(笑)」(健志さん)

茅ヶ崎に越してきてからの発見はまだまだあった。茅ヶ崎市民とのふれあいに心温まるエピソードがいろいろとあったようだ。

「子どもを連れて歩いているだけでいろんな人に声をかけられるようになりました。すれちがったおばあちゃんがわざわざ戻ってきて早椋を見て『可愛いね』と言ってくれたり、同じぐらいの赤ちゃんがいる親御さんとは通りすがるだけでお互い『こんにちは』とあいさつしたり。人があたたかいまちなんだなって感じました」(沙恵子さん)

茅ヶ崎って、近郊の登山スポットにもアクセス良好なんです

関根さん夫婦が出会ったのは、お互いの友人グループで登った丹沢登山だった。そこから二人は結婚に至るまで数々の山に挑戦した。

「結婚報告のために、出会った場所の丹沢に登頂して婚姻届とともに記念撮影をしてきたんです。ほら、こんな風に」(健志さん)

茅ヶ崎と聞くと、海を連想する人も多いと思うが、関根さん夫婦の話を聞くと山の魅力にも気付かされる。

「息子が少し大きくなったら、僕が小さい頃からよく行っていた鎌倉の天園ハイキングコースに行ってみたいんです」と、健志さんは幼い頃の思い出も語ってくれた。
茅ヶ崎から気軽に電車で行ける山を聞くと、東京の高尾山や同県内の箱根へのアクセスも良いという。

「少し足を伸ばして山梨の大月市にある秀麗富嶽十二景めぐりへも行ってきました。日帰りの登山スポットに、実は茅ヶ崎ってアクセス良好なんです」(健志さん)

ランニングコースも豊富!気楽に走るのが茅ヶ崎流

登山だけではない。健志さんの趣味の一つに「マラソン」もあるという。そのキャリアは10年以上で「湘南国際マラソン」にも毎年参加中。結婚後は湘南海岸沿いのサイクリングロードを走るなど、健志さんはランナーとしても茅ヶ崎のまちを楽しんでいる。

「平日もよく走りに行きます。夏のランニングコースは本当に皆さん軽装で(笑)、海が近いから上半身は裸の人もいらっしゃる。自由なスタイルで気軽に走りにいけるのも魅力ですね」(健志さん)

それから、茅ヶ崎に引っ越してきてから沙恵子さんもマラソンに目覚めたのだった!

「妻は、まったくマラソンなんてしたことがなかったのに湘南国際マラソンにも出場し、なんと完走したんです。…僕が言うのも恥ずかしいですが、新たな妻の魅力に気づきました(笑)」(健志さん)

健志さんのサポートと毎日の練習が実り、42.195kmのフルマラソンを見事完走することができたのだった。

「大会に向けての練習は、鎌倉コース、大磯ロングビーチコース、大山コース、小田原コースなど、いろんなコースで練習できて楽しかったんです。しかもちょっとした“おいしいもの”を目当てに走るのが楽しくて、がんばれました」(沙恵子さん)

週末のランニングは、練習がてら茅ヶ崎の美味しいパン屋さんに立ち寄ったり、有名なラーメン屋を巡ったりしながら、まちめぐりも満喫していた様子。

素でいられるから居心地がいい

このまちに住んで「これからの不安はないですか?」と質問すると二人は突然困った顔になった。「ん~、何にもないなぁ〜」と笑って顔を見合わせる健志さんと沙恵子さん。子育てを楽しみながら、安心して毎日を満喫している様子が見て取れる。

「茅ヶ崎は安全だし人もあたたかい。子育て世代も多いし子連れに寛大です。山や海が好きな私たちにとって最高の場所。気取らず素でいられるところも魅力です」(沙恵子さん)

茅ケ崎駅北口方面に広がる「県立茅ケ崎里山公園」には大きなローラー滑り台やバーベキュー場など家族で楽しめる施設がたくさんある。店内がおしゃれな店や専門店が立ち並ぶ活気にあふれた商店街も有名だ。地元の新鮮な野菜をはじめ、おいしい食材といつでも出会える。

「市内の子育てイベントもいろいろあるようなので調べている最中です。近いうちに子育てコミュニティにも参加して、少しずつママ友も増やしていきたいな」(沙恵子さん)

Information
湘南国際マラソン:https://www.shonan-kokusai.jp/15th/
facebook https://m.facebook.com/shonankokusai/
茅ケ崎里山公園:http://www.kanagawa-park.or.jp/satoyama/

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公開日:2021-04-01

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