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子どもの可能性は無限大!笑顔がはじける障がい児のためのサーフィンスクール・オーシャンズラブ【茅ヶ崎市】

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子どもたちの弾ける笑顔が波に乗り、かがやき続けていくー。

湘南・茅ヶ崎を中心に各地で活動する、知的障がい児・発達障がい児の小学1年生~高校生3年生までを対象にしたサーフィンスクール「Ocean’s Love(オーシャンズ ラブ)」。障がいのある子どもたちが笑顔になれる、成長につなげることができる環境をつくり続け、2020年に15周年を迎えました。

参加者全員で記念撮影(2019年開催時)

「海から陸へのノーマライゼーションの社会づくり」を目指し、海での活動で得た経験を日常で生かし、障がいのある人が安心して暮らせる地域社会を実現するための課題を解決するために日々奮闘している鈴木薫さん(カオル)と伊藤良師さん(イトーマン)にお話しを聞いてきました。

左から、カオルさん、イトーマン、梨早子さん(茅ヶ崎海岸で取材しました)

ハワイに暮らすスクール代表のアンジェラ磨紀バーノンさんからも、心温まるメッセージが届いているので、最後までご覧くださいね。

ハワイの海からメッセージを届けてくれたアンジェラさん

みんなが笑顔に!Ocean’s Loveストーリー

今から16年前、プロサーファーとして活躍していたアンジェラさんが、ハワイで自閉症の子どもたちのサーフィンスクールにボランティアとして参加したのが始まりでした。障がいがあっても楽しんでいる子どもたちの様子を見て感激し、「日本でもやりたい」と。『海の素晴らしさ・海の愛・海からのエネルギー』を感じながら1日を過ごしてもらい、その家族にも、サーフィンをしている子どもたちの姿を見て『子どもたちの無限の可能性を見い出してほしい』という思いから活動がスタートしました。

参加者と波に乗るアンジェラさん

そして、アンジェラさんと同じサーフブランドのプロライダーだったカオルさんと、同ブランドの日本チームに在籍する会社員だった伊東“あびる”花江さんが加わり、活動は本格化していきました。

設立当時の3人。左から、あびるさん、アンジェラさん、カオルさん

そして数年後、イトーマンが現れました。もともとスポーツ関連の企業で働きながら、ボランティアとしてOcean’s Loveに参加していたといいますが、子どもたちの笑顔が忘れられず、いつのまにか頭の中はOcean’s Loveでいっぱいに。皆勤賞レベルでボランティアに参加していたところ、その様子を見ていたカオルさんが「スタッフになって!」と熱烈オファー。イトーマンはすぐに仲間に加わったそうです。

Ocean’s Loveの理事長を務めるカオルさん

鈴木薫さん:東京都出身 茅ケ崎市在住

1998年 プロボディーボーダーとなる
2002年 スポーツ専門学校SEA学園サーフィン学科 ボディーボード非常勤講師として勤務
2004年 プロボディーボーダーを引退
2005年 Ocean’s Loveをスポンサー企業のイベント活動としてスタート
2012年 NPO法人設立、特定非営利活動法人Ocean’s Love理事長就任

スクール事業統括責任者のイトーマン

伊藤良師さん:東京都出身 茅ケ崎市在住

スポーツマネジメント会社、スポーツ専門TV局を経て、2017年より現職。「スポーツで人、社会をハッピーにする」ことをモットーに様々な活動に携わる。

NPO法人スポーツランド 理事/発達障がい児のオンライン運動支援「はぴ家プロジェクト」 事務局長/一般社団法人スポーツマンシップ協会 事務局/スポーツマネジメント・スクール2013卒/アメリカン・エキスプレス・リーダーシップ・アカデミー2019卒/NEC社会起業塾2019卒

延べ2,000名の子どもたちと8,000名のボランティアが参加

サーフィンスクール以外にも、お仕事体験会(就労支援)や障がいについて学ぶ勉強会、啓蒙活動としての写真展などを積極的に開催しているOcean’s Love。ここでは、参加者のリアルな声をお届けしたいと思います。

取材に協力してくれた参加者さんです。とってもいい笑顔!

茅ヶ崎市在住の参加者の声

■Ocean’s Loveを知ったきっかけは?

茅ヶ崎アロハマーケット(2021年は新型コロナの影響を鑑み中止)の会場で、父親と2人で歩いている時にカオルさんから声をかけてもらい、活動を知りました(保護者より)。

■スクールに参加した理由は?

日ごろから障がいの有る無しに関わらず、色々な経験をさせて育てたいと考えていました。せっかく海のある茅ヶ崎に住んでいるのだから、障がいのある息子でもサーフィンを楽しむことができたら良いなと思ったからです(保護者より)。

参加してみた感想は?(以下本人より)

たくさんの人たちに出会えたこと、みんなが笑顔になれること、みんなが幸せになれること、サーフィンができることが楽しかったし、うれしかったし、学んだことです。

スクール参加時のお昼はバーベキュー!

現在の生活はどうですか?

福祉事業所でお仕事をしています。休日は自宅でのんびり過ごすことが多いです。テレビを観たり音楽を聴いたり、ゲームをしたり、愛犬と海に散歩に行ったりしています。家庭菜園の手伝いをさせられることもあります。

■悩みはありますか?

コロナ禍の昨年、小学生の頃から通い続けていたスイミングスクールが閉館になり、泳ぐ機会が無くなってしまったことです。オーシャンズラブの皆さんと会える機会が少なくなってしまったことも残念です。

■これからの楽しみや目標は?

「世界のみんなが笑顔になること」「ハワイでパンケーキを食べて、サーフィンすること」

ほかにも、たくさんの参加者、保護者から「素晴らしい思い出になった」という感想が寄せられています。

最後はみんなでお見送り

コロナ禍でもできる活動を積極的に継続

話のなかにもあったように、コロナ禍でOcean’s Loveのリアルな活動はストップしてしまいました。しかし、自粛生活でも運動のできる環境を提供しようとメンバーが奮闘。サーフ体幹トレーニングやサーフリトミックダンスなどをオンラインで開催し、画面越しではありましたが、とても盛り上がったそうです。規模を縮小してのお仕事体験も行いました。こうした活動が評価され、2020年に公益財団法人社会貢献支援財団より表彰されました。

お仕事体験の様子

アンジェラさんからのメッセージ

Ocean’s Loveを始めたきっかけは、障がい者である兄と一緒に育つ中、学校や社会の中で理解力やサポート力の少ないことに苛立ちと悲しみを感じ、自分が大人になったら障がい者の方々が活き活きと生活が出来る環境を作りたいという想いを持っていたことからでした。

ハワイへ移住し、ある日、ボランテイアとして自閉症の子ども達へのサーフィンスクールに参加しました。なかなか初対面の人と打ち解けることが出来ない子供達が海に入り、沖に出て一本波に乗った時の大きな笑顔を見て、これだ!とピンときたのです。私がプロサーファーとして、海を愛する一人の人間として、生まれて来た理由はこれを日本でする為だ!と気がついたのです。

新型コロナの影響でこれまでのようなサーフィンスクールが開催できなくなり、この先どうしよう?と一時期は不安でいっぱいになりました。それを乗り越え、どんな状況の中でも、形は変わってもOcean’s Loveとしての活動をし続けることの大切さ。みんなの繋がりをキープすることの大切さを更に感じました。

コロナの影響で私自身はなかなか日本に行くことができていませんが、そんな中でも出来ることから始める!オンラインでハワイの素晴らしさを伝えたり、ヨガを通じて皆さんが少しでも元気になってもらえればと思ってワークショップなどを開催しています。

最後に日本の子供たちへ、必ずまた海でみんなの笑顔に会える日が来ると信じています!その時までオンラインで繋がり合い、身体も心も健康でいましょうね!

2021年7月11日無料オンラインイベント開催

“誰一人取り残さない”SDGsが普及していくなかで、あらためてノーマライゼーションについて考え、「すべての人が安心して豊かに暮らせる」社会づくりを進めていくことを目指しセミナー「What’s ノーマライゼーション」を、2021年7月11日(日)に開催。第1回となる今回は、アンジェラさんがホストとなり、ラグビー元日本代表の廣瀬俊朗さん、エッセイスト・タレントの小島慶子さんをゲストに迎え、ノーマライゼーションについて考えます。詳細はコチラ

寄付・支援のお知らせ

「Ocean’s Loveの活動は、皆様からのご寄付・ご支援によって支えられています。サーフィンというスポーツ、海での体験を通じて障がいのある子どもたちの ”笑顔” と ”未来” をつくるため、ご協力のほど宜しくお願い致します」。寄付やチャリティーグッズの購入はコチラ。

チャリティーグッズ

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住所

神奈川県茅ヶ崎市東海岸南4丁目11番地47号パインヒルズ101

問い合わせ

認定特定非営利活動法人 Ocean’s Love

電話

0467-95-1485

0467-95-1485

メールアドレス

info@oceanslove.jp

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2021-06-24

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