便利な田舎暮らしにちょうどいい!
新型コロナの影響で住まいの選び方も大きく変化したと言われています。通勤・通学重視から生活環境や広さといった点を優先的に考える人も多いのではないでしょうか。しかし必要な時はすぐに都心に行くことができるという一定のアクセスは外せないでしょう。これらを満たしながら、公立では全国3例目の木造3階建て校舎の建設や今後、小田急線新松田駅前の再開発が始まることなどで注目されるのが神奈川県足柄上郡の松田町です。今回は2014年に役場に開設された「定住少子化担当室」の取り組みを紹介していきます。
対面も可、オンラインも可、手厚い情報提供
町の人口は1995年の13,270人をピークに減少し、2021年11月には10,617人となっています。人口減少対策のために取り組んでいるのは手厚い情報提供。役場職員とやりとりができるオンライン相談ほか、各種サービスを展開しています。基本はウェブ会議システムZoomを利用しますが、それ以外にも対応可能。曜日や時間も可能な限り相談者の都合に応じてくれます。もちろん、相談料は無料!
- ポイント ひと口に移住や引越といっても、世代によって聞きたい内容や求めている環境やサービスは異なるでしょうから、自分の条件に合うのか、直接確認してみましょう。パンフレットなどでは分からない魅力も聞けるかもしれませんよ!
空き家・空地バンクが頼りになります!
希望の条件や町の制度については確認しても「実際の住まい探しが大変そう…」という人の強い味方が松田町の住まいを紹介する「空家・空地バンク」です。
町内全域の空家・空地情報が掲載され、随時更新しているのでワンストップで様ざまな情報へアクセスできます。物件を取り扱っている不動産会社の連絡先も掲載されているので遠方の方も便利ですね!
- ポイント さらに、子育て世代や若年世代の定住促進のため、この空家バンクに登録された賃貸物件に入居した人には、補助金を交付するというウレシイ制度もあります。町の代名詞はチルドレン・ファースト。
子育てにもぴったりの町、まつだ
田舎暮らしには「もう少しこうだったら」とか「これがあれば」というのはつきものです。しかし、松田町は山あり、川あり、小田急線・JR線の鉄道駅あり、東名高速道路のICすぐのどちらかと言えば、便利な田舎。少しくらいの物足りなさは創造力や工夫、考える力は育むためのスパイスです!松田町にUターンやIターンをした人の声を聴くと、子育てや教育環境の充実を挙げる人がほとんどという点からも、ふさわしい土壌があると言えるのではないでしょうか。
- ポイント 自然や体験の中で育まれていくものもきっと多いはずです―。町も子育て世代の支援に力を入れています。移住に関わる公式フェイスブックページもぜひご覧ください。