地域で活動する100人の話を起点に人と人とを緩やかに繋ぐ「宮前区100人カイギ」が、3月28日に宮崎こども文化センターで開催された。
「100人カイギ」は、毎回地域で活動をしている5人をゲストに招き交流するコミュニティ活動。登壇者の総数が100人に達した時点で解散するもので、2016年の東京都港区を皮切りに、全国各地で開催されている。
農業などコンセプト
宮前区のカイギは、2019年2月から22年9月にかけて行われた川崎カイギに参加していたサラリーマンの村上壮太郎さん(48)=東有馬在住=が発起人。細屋由紀子さん(臨床検査技師)と板垣克真さん(小学校教諭)、稲木一幸さん(「ふらっと宮前区」管理人)ら4人の運営者は、「農業×医療×教育」「大人×子ども」をコンセプトに、開催の準備を進めてきた。
初回のゲストには、文科省の職員や現役教師など5人が招かれ、思い思いのスタイルでこれまでの人生や仕事について熱弁。46人の来場者は熱心に耳を傾けた。
次回は4月18日
村上さんは「同じ地域に住むもの同士が横のつながりを持つことで、少しでも人生を豊かにしてもらいたい」と思いを話す。次回は4月18日の開催予定。