平塚市博物館で4月8日、春期特別展「ゼロからの湘南地学入門」の解説が行われ、市民ら約20人が参加した。
会場には、ナウマンゾウなど動物の化石が展示されており、この周辺に何が生息していたかを知ることができた。湘南エリアはプレートの重なりが多いため、地殻変動が起きる可能性が世界トップレベルであること、ほとんどが堆積岩で形成されていることなども紹介された。
担当の野崎篤学芸員は、「地学はすぐに役立つ科目ではないが、100年先で役に立つかもしれない」と話した。次回の解説は、5月4日(木)に行われる。