洋服ポスト
古着を集めて福祉団体等を支援する「洋服ポスト」が4月22日(土)、法政通り商店街の洋服店で開催される。主催する(株)ナクールの折橋知治さん(50)は「眠っている衣類が役立つことを知ってほしい」と呼び掛けている。
1キロ=7円を支援金として寄付
東日本大震災で被害を受けた南三陸町への支援を目的に、地域の有志とともに2015年から年2〜4回ほど続ける「洋服ポスト」。古着は海外で再利用されるとともに、集まった重量に応じ1キロ=7円を支援金として寄付する取り組み。
ナクールではこれまで28回開催し、集まった衣類の重量は約2万7千キロ、支援金は19万円ほどになった。同店は男性向けの洋服店だがポストの利用者の8割は女性。コロナ禍で断捨離する人の持ち込みが増えたという。活動が地域にも浸透してきており、折橋さんは「捨てるのはもったいないからとリユースできることに感謝してくれる人も多い」と喜ぶ。
今後は社協へ寄付
これまで支援を続けてきた「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」が2023年の3月で活動を終えたことにより、今回から川崎市社会福祉協議会へ寄付することに。折橋さんは「今後は地域のために役立ててもらえるよう活動を続けていきたい」と話す。
当日は午前10時から午後2時まで受け付け。予約不要、持ち込み量に制限はない。雨天中止。
問合せは同店【電話】044・722・3182へ。