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【取材レポ】茅ヶ崎北部で相州小出七福神巡り 2025年の開運祈願に行ってきました

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【取材レポ】茅ヶ崎北部で相州小出七福神巡り 2025年の開運祈願に行ってきました

1年間の福徳を授かるお正月の七福神巡り

室町時代から始まったとされる七福神巡り。特にお正月に行われる七福神巡りは1年間の福徳を授かれるとされており、新春になると日本各地で大勢の方が七福神巡りを行っているそうです。

茅ヶ崎市でも北部の寺院を巡る『相州小出七福神巡り』が開催されており、2025年に後厄を迎えた『#ちがすき記者』も開運祈願を兼ねて、取材に行ってきました。

相州小出七福神スタンプラリー

七福神巡りはどの寺院からスタートしてもOK

相州小出七福神巡りのコースは距離10キロ、徒歩で3時間程度とされています。

7つも寺院があると「どこからスタートすればよいのか…」と悩まれる方がいるかもしれませんが、七福神を巡る順序はどこからでも問題はないそうです。

茅ヶ崎で開催されている相州小出七福神巡りの場合であれば、バス停が近くにあるアクセスしやすい寺院から始めてみると良いかもしれません。

相州小出七福神マップ

相州小出七福神が祀られている寺院を巡っていく

1.白峰寺

白峰寺

白峰寺の入口

白峰寺はバス通りの小出中央通り沿いにあり、バス停(北方)からすぐそばの場所にあります。

7つの寺院の位置関係でいえば白峰寺は南西側に位置しており、今回は白峰寺をスタートして北上、時計回りで各寺院を巡ることとしました。

白峰寺は寿老人が祀られており、財宝富貴や交通安全のご利益が授かれるといわれています。まずは交通安全を祈願し、七福神巡りの第一歩を踏み出しました。

白峰寺2

白峰寺では寿老人が祀られています

2.宝蔵寺

宝蔵寺

宝蔵寺の入口

次に向かったのが宝蔵寺です。

白峰寺からは宝蔵寺までは少し距離があり、アップダウンのある道を進んでいくことになります。

最短経路からは外れますが、途中の文教大学周辺は市内でも有数の桜の名所となっています。3月下旬~4月上旬の頃、ピンクに染まる桜のトンネルは必見です。

文教の森

市内でも有数の桜の名所

宝蔵寺では縁結び・福徳円満のご利益がある大黒天が祀られています。

3.来迎寺

来迎寺

来迎寺の入口

3か所目は来迎寺です。

こちらも宝蔵寺からは少し距離がありますが、比較的平坦な道のりを進んでいくことになります。
大きな通りから外れ、周囲に広がるのは田んぼに畑。遠くには雄大な富士山・丹沢山系で関東百名山に選ばれている大山。

茅ヶ崎といえば“海”をイメージされる方が多いと思いますが、北部にはこうした里山の風景も広がっているのです。海側とはまた違った気持ちの良い空気感をぜひ感じてみてください。

来迎寺で祀られているのは商売繁盛・家運隆昌にご利益がある恵比寿神。

来迎寺

来迎寺では恵比寿神が祀られています

4.蓮妙寺

蓮妙寺

蓮妙寺では弁財天が祀られています

4か所目の蓮妙寺へ。

蓮妙寺では福徳・愛敬のご利益がある弁財天が祀られています。

七福神巡りも折り返しとなりますが、蓮妙寺の近くには見どころも多いのでコースを外れて寄り道をしてみました。

寄り道スポット:腰掛神社&富士見百景

  • 茅ヶ崎のパワースポット:腰掛神社
  • 関東の富士見百景

腰掛神社の近くには関東の富士見百景のビューポイントも。この時は残念ながら富士山を望むことはできませんでしたが、ベンチがあるので休憩がてら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、トイレ休憩をする場合は里山公園周辺に公衆用トイレが点在しているので、事前に場所をチェックしておくと良いでしょう。

関東の富士見百景

関東の富士見百景。天気が良ければ雄大な富士山が見えます(この日は見えず)

5.善谷寺

善谷寺

善谷寺の入口

途中寄り道を楽しみながら里山公園に隣接する善谷寺へ向かう道中、農家さんの軒先で野菜販売をみつけました。すぐそこの畑で収穫したであろう新鮮な茅ヶ崎産野菜の数々が並んでいるので、思わず足を止めてしまいます。

北部のこうしたローカルな光景も相州小出七福神巡りの醍醐味のひとつに違いありません。

里山公園に隣接する善谷寺では福禄寿が祀られています。ご利益は幸福・長寿とのこと。

善谷寺

善谷寺は福禄寿が祀られています

6.妙傳寺

妙傳寺

妙傳寺の入口

6か所目の妙傳寺へ。いよいよゴールが見えてきました。

地図で見ると善谷寺からは移動距離がかなり長く、七福神巡りの難所の一つとなるかもしれません。ただ、善谷寺からだと半分以上が下り道となるので、思っていたよりも疲労感を感じずに進むことができました。

妙伝寺では毘沙門天が祀られており、ご利益は交通安全・財宝富貴です。

妙傳寺

毘沙門天が祀られている妙傳寺

7.正覚院

正覚院

正覚院の入口

七福神巡りの最後は正覚院。

大岡越前通り沿いにあり、妙傳寺からは平坦な道を西に真っすぐ進むだけとなります。

妙傳寺と正覚院もバス通り沿いに立地しています。白峰寺と同様にバスでアクセスしやすいので、スタート場所と考えても良いかもしれません。

祀られているのは布袋尊で、家内安全・福徳円満がご利益です。

正覚院

正覚院では布袋尊が祀られています

今回の七福神巡りでは自転車を使っていたので、寄り道しても2時間程度で終えることができました。徒歩だと3時間程度となっていますが、実際はもう少し余裕を見ておいた方が良いという印象を持ちました。

七福神巡りは無事終了

記者は有料のスタンプ台紙を持って七福神巡りをしてきました。

目を惹くデザインになっているので、参拝者の方から「それはどこにありますか」と何度か声を掛けられました。1枚500円で茅ケ崎駅の観光案内所で販売されています。

七福神色紙

有料のスタンプ台は観光案内所で販売

有料の台紙で巡りたい方は観光案内所で購入していく必要があります。無料のスタンプ台紙は各寺院でも用意されているので、気軽に七福神巡りを楽しむことができるようにもなっています。

七福神を巡った後もまだまだ楽しみがあります

7つの寺院すべてでスタンプを集め、対象店舗で500円以上の買い物をすると、観光案内所で開運グッズを先着で受け取ることができます。対象店舗の情報などは茅ヶ崎市観光協会のページでご確認ください。

茅ヶ崎市観光協会

七福神を巡って、なお歩き足りない健脚な方は正覚院の西にある茅ヶ崎市博物館に立ち寄るのもおススメです。

上にあるトップ画像は博物館で撮影しましたが、富士山のビューポイントとしてもおススメ。2025年1月22日(水)から2月16日(日)まで『#ちがすき写真展』も開催していますので、ぜひお立ち寄りください。

  • 茅ヶ崎市博物館
  • #ちがすき写真展

相州小出七福神巡りのスタンプラリーは2025年1月31日まで。茅ヶ崎北部の豊かな自然を感じながら、2025年の開運祈願に行ってみてはいかがでしょうか。

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#ちがすきトップページはこちら

住所

神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1

公開日:2025-01-14

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