相模原市南区磯部生まれの戯作者で江戸時代に「鶴屋」から3作品を出版した仙客亭柏琳の展示が8月19日(火)から市立図書館(鹿沼台)で行われる。柏琳の子孫である、株式會社日相印刷(南区)の荒井慶太さんが市のシティプロモーション戦略課より依頼を受け開催に至った。
作品の挿絵や葛飾北斎が描いた「相模原の鮎」の絵などのパネル、3作品をまとめた「仙客亭柏琳翻刻全集」、柏琳の人生を描いたオリジナル漫画「仙客亭柏琳ものがたり」が展示される。柏琳のキャラクターデザインは荒井さんにより作られ、その特徴はちょんまげと筆。親しみやすさをこだわりとしたという。荒井さんは「子どもから大人まで楽しんでほしい。柏琳をきっかけとして相模原市を好きになってもらえたら。柏琳の墓にも毎月お参りしているので、PRは喜んでいると思う」と話した。
オリジナル漫画が無料配布される
オリジナル漫画は無料配布。展示期間は29日(金)まで。その後、相模大野図書館(南区)で9月2日(火)から12日(金)、橋本図書館(緑区)で10月28日(火)から11月3日(月)まで順次開催される。