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茅ヶ崎の夜がタイになる5日間。「タイランドフェスティバル湘南2026」を仕掛ける酒井康佑さん

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茅ヶ崎の夜がタイになる5日間。「タイランドフェスティバル湘南2026」を仕掛ける酒井康佑さん

タイ料理の香りに、音楽、雑貨、そして夜風。2026年9月19日(土)から23日(水・祝)までの5日間、第一カッターきいろ公園(茅ヶ崎市中央公園)で「第4回 タイランドフェスティバル湘南2026」が開催されます。

3年ぶりとなる今回のテーマは「NIGHT MARKET(ナイトマーケット)」。これまで海辺を舞台に開催されてきたタイフェスが、茅ケ崎駅からほど近いまちなかへ。そして、これまでの2日間から一気に5日間へとスケールアップします。そんな新しいタイフェスに副代表として携わるのが、茅ヶ崎を拠点にキッチンカー「HAPPY TUMMY」を営む酒井康佑さんです。

タイフェスへの思いはもちろん、キッチンカーを始めるまでの道のりや、茅ヶ崎で働くことについて聞きました。

20歳で出会ったキッチンカー

酒井さんは茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ち。現在は、ポテトを使ったオリジナルのブリトーなどを販売するキッチンカー「HAPPY TUMMY」を営んでいます。キッチンカーとの出会いは大学生のころ。20歳のころに、茅ヶ崎のタイ料理店「PUEN(プエン)」のキッチンカーでアルバイトを始めたことがきっかけでした。その後も社会人になってから時折手伝い、気付けば5、6年ほどキッチンカーの現場に関わっていたといいます。しかし、大学卒業後すぐに飲食の道へ進んだわけではありません。

「一度就職して、ITコンサルの会社に入りました。六本木や赤坂の方で2年半くらい働いていました」

東京で会社員として働く日々を送る中、次第に地元へ戻ることを考えるようになります。

「東京はもういいかな、って思って。それなら、せっかくだから地元でやろうかなと」

そうして2024年、「HAPPY TUMMY」をスタートしました。メニューの中心はブリトーとポテト。

「ただただ、じゃがいもが好きだったんです(笑)」

そんなシンプルな“好き”も、今の仕事につながっています。

HAPPY TUMMYのインスタグラムから。じゃがいもを使ったヘルシーなブリトーが看板商品です。

夏は湘南、冬は白馬へ

酒井さんの働き方は少しユニークです。夏は湘南を中心にキッチンカーで出店。冬になると、雪が降る前にキッチンカーとともに長野県白馬村へ移動し、春まで現地で営業します。白馬でのお客さんの多くは海外からの観光客。オーストラリアをはじめ、アメリカやアジア各国など、さまざまな国の人たちを相手に商売をしています。一方で、生活のしやすさについて尋ねると、

「それはやっぱり茅ヶ崎ですね」

と即答。白馬では買い物に行くにも車が欠かせず、冬は毎日のように雪かきも必要です。湘南と白馬。それぞれの土地の良さを感じながら、季節に合わせて場所を変えて働く。キッチンカーだからこそできる、新しい働き方を実践しています。

「30歳になるまでは走り切ってみようと思っているんです。そこまでやったら、何か見えるものがあるんじゃないかって」

そう話す酒井さん。今はとにかく目の前の仕事に向き合いながら、自分なりのスタイルをつくっている途中です。

今度のタイフェスは、まちなかの「夜市」

そんな酒井さんが今回、副代表として携わっているのが「タイランドフェスティバル湘南2026」です。酒井さんがタイフェスに関わり始めたのは、PUENのキッチンカーを手伝っていたころ。2023年の開催にも実行委員として参加しました。今回は自身のキッチンカーで出店するのではなく、運営に専念します。これまでのタイフェスは海辺で開催されてきましたが、今回は会場を第一カッターきいろ公園へ移しました。

「最近、駅に近い場所でのイベントが盛り上がっているというのもあって。僕ら自身も中央公園には出店したことがあって、ここなら広いし、いいんじゃないかという話になりました」

茅ケ崎駅北口から徒歩圏内。仕事帰りや買い物の途中にも立ち寄れる場所です。さらに今回は「ナイトマーケット」をテーマに、9月19日から22日までは14時から19時30分まで開催。芝生の公園にキッチンカーが並び、夕暮れから夜へと移り変わる中でタイ料理や音楽を楽しむ――。これまでのタイフェスとは少し違った空間を目指します。

過去の開催の様子

「5日間」は、実行委員会にとっても挑戦

そして、もう一つ大きく変わるのが開催期間です。これまで2日間だったイベントを、今回は5日間に拡大します。

「9月なので台風の可能性もありますし、5日間あればどこかでは楽しんでもらえるかな、というのもあります。ちょうど会場の日程が5日間空いていたので、だったら挑戦してみようと」

酒井さん自身も、5日間の開催がどうなるのかは未知数だといいます。

「僕らも初めての試みなので、本当にどうなるのか。お客さんの入り方も含めて、やってみないと分からないところがあります」

だからこそ、今回の開催はこれからのタイフェスを考えるためのチャレンジでもあります。

「今回やってみて、来年以降も中央公園で続けていけたらいいですね」

過去の開催の様子

食べるだけじゃない。タイを丸ごと楽しむ5日間

会場にはタイ料理のキッチンカーを中心に、ガパオ、パッタイ、グリーンカレー、タイのフルーツを使ったドリンクなど、タイらしいメニューが集まる予定です。さらに、タイの衣料品やアジアン雑貨、タイマッサージなども登場。じゃんけん大会や激辛選手権といった参加型イベントに加え、LIVEやDJ、タイダンスなども予定されています。

最終日の9月23日(水・祝)は11時から16時までの昼開催。巨大ふわふわ遊具が登場するほか、中海岸盆ギリ隊のステージやアンバサダーコンテストなども予定され、子ども連れでも楽しめる一日になりそうです。

「タイが好きな人にはもちろん来てほしいですけど、子どもたちにも来てもらいたいですね」

“ナイトマーケット”と聞くと大人向けのイベントを想像するかもしれません。でも酒井さんたちが目指しているのは、タイ好きはもちろん、家族連れや、たまたま近くを通りかかった人まで、誰もがふらっと立ち寄れる場所です。

湘南を代表するタイフェスへ

2019年に始まった「タイランドフェスティバル湘南」。酒井さんたちの視線は、この先にも向いています。

「日本だと代々木のタイフェスが大きいですよね。大阪も有名です。そこに続くようなタイフェスを、湘南でできたらいいなと思っています」

海辺から、まちなかへ。2日間から、5日間へ。そして酒井さん自身も、キッチンカーで参加する側からイベントをつくる側へ。少しずつ形を変えながら、新しい一歩を踏み出す「タイランドフェスティバル湘南」。9月の夕暮れ、茅ヶ崎のまんなかに現れる5日間だけの“タイの夜市”。いつもの第一カッターきいろ公園がどんな景色に変わるのか、楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか。

第4回 タイランドフェスティバル湘南2026

開催日
2026年9月19日(土)~23日(水・祝)

開催時間
9月19日(土)~22日(火・祝) 14時~19時30分
9月23日(水・祝) 11時~16時

会場
第一カッターきいろ公園(茅ヶ崎市中央公園)

アクセス
JR茅ケ崎駅北口から徒歩約5分

インスタグラム

https://www.instagram.com/tfs_officials/?hl=ja

※イベント内容やステージプログラムは変更となる場合があります。最新情報はタイランドフェスティバル湘南公式SNSをご確認ください。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市

公開日:2026-09-10

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