コース概要
大倉‐西山林道‐二俣‐後沢乗越—鍋割山 徒歩約3時間50分(片道)/全8.4㎞
コース難易度★★☆
鍋割山名物の鍋焼きうどんを求め、いざ標高1272.5mの頂上を目指す登山客が絶えない鍋割山。程よい高さの山で歩行時間は片道約3時間50分と初心者にも人気の日帰りでも楽しめる山です。
鍋割山と呼ばれるのは、山の形が鍋を逆さにしたような形であるからなど諸説あります。今回は、丹沢登山客のメッカである県立秦野戸川があるバス停「大倉(おおくら)」から鍋割山(なべわりやま)を目指す最もポピュラーなコースで頂上を目指します。
丹沢随一と言われるブナの原生林が生い茂る鍋割山。特に「西山林道」は、自然と深呼吸したくなるほど萌ゆる新緑に包まれます。
大倉を出発して4㎞手前には子どもたちも喜ぶ穴場の小ぶりな滝スポット「黒竜の滝(こくりゅうのたき)」分岐点にさしかかります。
ボッカ登山に挑戦だ!
さらに歩き「二俣」を過ぎた頃、鍋割山荘までボランティアで水を運ぶ「ボッカ(歩荷)」ポイントが現れます。鍋焼きうどんのために使われる水でもあり、多くの登山客が鍋割登山記念もかねて2ℓ入りのペットボトルなどを1本、2本…とザックとともに背負い頂上へ。
「鍋焼きうどんのためならば!」と体力に自信のある方はボッカ登山に挑戦してみましょう。
ご褒美はアツアツ鍋焼きうどん
鍋割山頂上までの登山道は整備が行き届き、木々の間を行くわかりやすい道が続きます。そろそろお腹も減ってくる頃…鍋割山頂が近づくにつれ、視界も開け、富士山と西丹沢の絶景、秦野市街を一望。
頂上は芝生が広がっており、のんびり休憩ができます。
一息ついたら念願の鍋焼きうどんをいただきましょう。美味しい空気と絶景を目の前にいただく鍋焼きうどんは、季節問わず大人気のメニューです。美しいブナ林に富士山、グルメまで。身も心もお腹いっぱいになれる鍋割山です。
アクセス
バス:小田急線渋沢駅からバスで約15分「大倉」下車
車:県立秦野戸川公園周辺には24時間営業の駐車場がありますが、台数制限あるので要注意