桜のまち、秦野。咲き誇る桜をゆっくり観賞しながらウォーキング&ショッピングなんていかがですか?神奈川県内最長となる桜のトンネルが続く秦野市の名所「はだの桜みち」を中心に、楽しく散策できるコース。ここでは疫病除け祈願で神社を巡りながら、ショッピング&お食事を楽しむ約8㎞のコースを紹介します。
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1.秦野駅南口
小田急線「秦野駅」改札口を出て左に進み、南口からスタートです。
この南口は平成9年(1997年)に開設整備されました。商業施設が立ち並ぶ北口とはまた雰囲気が異なり、開放的で閑静な玄関口という印象です。あちらこちらに彫刻があるのも特徴です。
2.太岳院・今泉名水桜公園
秦野駅南口から徒歩約5分。建築家の安藤忠雄さんが設計に携わった公園一体型の寺院「太岳院」(たいがくいん)が現れます。
隣接する湧水と桜の景色が美しい「今泉名水桜公園」(いまいずみめいすいさくらこうえん)は、ほぼ一年を通して桜が楽しめるように開花時期が異なる18種類の桜が植樹されており、“桜のリレー”が繰り広げられている公園です。
3.はだの桜みち
今泉名水桜公園を出てほどなくすると、丹沢を一望できる高台住宅地「今泉台」に出ます。外国を思わせる統一感ある色調の住宅地。斜面を生かした庭園の緑は目を奪われます。
15分ほど歩くと、いよいよ神奈川県内で一番の長さを誇る桜並木「はだの桜みち」に入ります。全長6.2kmの桜のトンネルです。
しばらく桜のトンネルを楽しんだら、桜みちを一旦離れ、そのすぐ近くの交差点「白笹稲荷入口」を右に進みましょう。
4.白笹稲荷神社
大きな赤い鳥居が目印の関東三大稲荷のひとつ「白笹稲荷神社」(しらささいなりじんじゃ)です。
拝殿の天井絵は見どころのひとつ。日本の歌舞伎絵の第一人者である後藤芳世画伯(院展特待)が、七年の歳月をかけて描き上げた天井絵です。格天井150枚の龍神様、風水四神や宝尽くしの図は神々しい赤誠の作です。月替わりの御朱印もいただけます。
再び「はだの桜みち」戻り、今度は関東の縁結びの神社であり“パワースポット”として知られる、島根県出雲大社の分祠「出雲大社相模分祠」にお参りへ。
5.出雲大社相模分祠
出雲大社相模分祠の美しく整頓された広い境内に舞う桜の花びらの景色は、シャッターチャンス。素敵な御朱印でさらにパワーをいただきましょう。神社の裏には湧水もあります。
6.菖蒲庵
お参りをしたら、線路を渡り、街中に戻ります。
歩いて約10分のところにあるお持ち帰り点心専門店「菖蒲庵」では、「はだのブランド認証品」のはだの餃子、はだの焼売、秦野名水育ちわさび餃子を販売しています。冷凍品なのでおみやげにどうぞ。
7.中国料理 北京館
たくさん歩いてお腹がすいたら、赤い外観の中国料理 北京館でご飯をどうぞ。「はだのブランド認証品」の秦野名水 極味 麻婆豆腐もお勧めです。
8.水無川
ここからは帰り道。水無川沿いに秦野駅へ向かいます。「富士見橋」から見る桜の景色は秦野を代表する絶景ポイントなので、ぜひチェックを。
9.名産センター
今回の散策のゴールは秦野駅北口。「楽しかった!」の思い出を持ち帰るなら、秦野駅直結の小田急マルシェ1階にある「名産センター」(TEL.0463-83-6477)に立ち寄ってみて。
営業時間は9時から19時。秦野市の名産品が揃っています。お疲れさまでした!
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