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「腸活でダイエット?」腸活ボーイ® 連載 Vol.12(最終回)/文教大学・笠岡 誠一 教授

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「腸活でダイエット?」腸活ボーイ® 連載 Vol.12(最終回)/文教大学・笠岡 誠一 教授

今月のテーマ「腸活でダイエット?」

腸内細菌の研究が進んでいます。太っている人の腸内細菌を調べた結果、ある特定の細菌(ファーミキューテス門)がとても多いことが分かりました。食事を変えて体重が減ると、その細菌が減ったとの報告もあります。

一方、ある特定の細菌(バクテロイデス門)がとても少ないけれど、減量すると増えたとのことです。腸内細菌と肥満との関係が明らかになってきました。

良い腸内細菌は、良い物質を作りだします。正しくは、腸内細菌が食べた残りカスを腸内細菌が体の外に分泌しています。良い腸内細菌は良い物質を分泌しているのです。特に有名なのが「酪酸」です。2型糖尿病患者では、酪酸を産生する細菌が少ないことも分かってきました。

食欲の秋、収穫の秋、食事を控えるのではなく、腸活に良い食材(キノコ・芋など)を積極的に摂取して、秋を満喫しましょう。

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住所

神奈川県茅ヶ崎市行谷1100/文教大学湘南キャンパス

公開日:2022-11-11

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