コロナ禍で都内からの転入者が大きく増加した茅ヶ崎市。いろいろなイベントの取材をしていても、コロナをきっかけにに引っ越してきた人に多く出会い、転入者が多いことを実感します。総務省が発表した2022年の移動人口(引っ越しによる人口の増減)の動きを見ると、前年と比べて転入者数は減少したものの、茅ヶ崎は引き続き子育て世代に暮らしの場として選ばれています。
コロナ禍で加速した茅ヶ崎への転入超過数は鈍化
2022年の1年間の人の移動をまとめた「住民基本台帳移動報告」が1月30日に公表されました。2022年の茅ヶ崎市は、転入者が転出者を1560人上回り、転入超過数は全国26位でした。コロナ禍2年目の2021年は、転入超過数は2214人の全国19位で、茅ヶ崎市の転入超過数は減少し、東京都特別区部は昨年から転じて大幅な転入超過になっており、コロナ禍で急速に進行した首都圏郊外への人の移動の動きは一段落したようです。
転入超過トップ30自治体で、茅ヶ崎は転入者に占める0から4歳と30から44歳の割合が全国3位
転入超過と年齢の関係を見ると、0から4歳の未就学の子どもと、その親世代となる30から44歳が著しい転入超過となっています。転入超過数が上位30自治体の中で、子育て世代とその子の転入割合となる、転入者に占める0から4歳と30から44歳の占める割合では、茅ヶ崎市は流山市、海老名市に次いで全国3位になっています。茅ヶ崎での転入超過数は鈍化したものの、茅ヶ崎でのライフスタイルや、まちの持つ雰囲気が子育て世代に共感され、未就学児を持つ子育て世代に選ばれるまちになっています。