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<地域への貢献に感謝>加山雄三さんが茅ヶ崎市名誉市民に 47年ぶり5人目の誕生

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<地域への貢献に感謝>加山雄三さんが茅ヶ崎市名誉市民に 47年ぶり5人目の誕生
加山雄三さん

功績称え、茅ヶ崎への貢献に感謝

茅ヶ崎市は9月1日、市とのゆかりが深く、俳優・歌手として活躍してきた加山雄三さんを名誉市民に決定しました。加山さんの輝かしい功績を称え、地元に対する貢献に感謝の思いを込めたもので、名誉市民の誕生は47年ぶり5人目です。

幼少期から30年余りを市内で過ごした加山さんは1960年、23歳のときに映画デビュー。「若大将シリーズ」で絶大な人気を博しました。作曲家・弾厚作のペンネームで「君といつまでも」など今も歌い継がれる数々のヒット曲を世に送り出した人物でもあります。湘南サウンドの礎を築き、桑田佳祐さんをはじめ多くのミュージシャンに影響を与えたといわれ、その幅広い活動を通じて、茅ヶ崎の名を全国に広めています。

加山雄三ミュージアムから貴重な資料が市へ寄贈されたほか、2023年の夏は夕方5時のチャイムに加山さんの代表曲のひとつ「海 その愛」が使用されました。2022年12月に惜しまれつつもコンサート活動から退いた後、茅ヶ崎商工会議所が中心となって加山さんの銅像を建てる計画が進められています。

また、加山さんは地元とのつながりを大切にし、東海岸小学校の校歌を作曲。芸能生活50周年を迎えた2010年に市民栄誉賞を受賞、21年には国の文化功労者に選ばれています。

歴代に初代市長ら

名誉市民については、条例で「市民または市に縁故の深い者で、政治、経済、文化、社会その他地方自治の振興に顕著な貢献をし、広く市民の敬仰の的となっている者に対して、その功績と栄誉をたたえ、もって市民の敬慕の情をあらわすとともに市のより高度の興隆に資する目的に該当する者に称号を贈る」と規定されています。市長が推薦し、議会の議決を経て決まります。このたび加山さんへ名誉市民の称号を贈ることは、全会一致で可決されました。

これまで4人の名誉市民には、刑法学者で茅ヶ崎文化人クラブ会長として地域文化の振興に功績を残した牧野英一、茅ヶ崎町議・県議・衆議院議員を歴任した磯崎貞序、文化勲章受章画家の小山敬三、初代茅ヶ崎市長を務めた添田良信がいます(いずれも故人)。

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公開日:2023-09-06

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