【藤沢市の遊行寺墓苑を調査】プロに聞く!時宗総本山・700年の歴史と豊かな自然の魅力

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【藤沢市の遊行寺墓苑を調査】プロに聞く!時宗総本山・700年の歴史と豊かな自然の魅力

新聞記者がお墓のプロフェッショナルに取材して、藤沢市にある遊行寺墓苑を調査してきました。

このレポートは

  • 「終活を始めたけどお墓って必要?」
  • 「藤沢で墓地を探しているがどこがいいのかわからない」
  • 「できれば由緒あるお寺の方が安心だな」

という疑問・悩みにお答えします。

【コンテンツ】

■時宗総本山・遊行寺ってどんな場所?
■美しい新墓苑で遊行寺とともに
■3区画から選ぶ。後継者がいなくても〇
■改めて「檀家」について考える
■光り墓ガラスで愛ペットといつまでも
■遊行寺墓苑「専門家が案内します」

時宗総本山・遊行寺ってどんな場所?

開山700年の歴史

藤沢市を代表する「遊行寺」。正式名を清浄光寺といい、時宗総本山として鎌倉時代の1325年に創建されました。時宗の教えを伝えてきた悠久の歴史と、地元の人を守り、守られてきた存在として現在も藤沢市民にとってシンボル的存在です。

藤沢市を代表する遊行寺の本堂

遊行寺境内には10棟の登録有形文化財があります。そのうちの1つが、東海道随一と謳われる本堂。目の前にすると威厳に満ち溢れており迫力満点。時宗独特の内部構造や欄間の彫刻が美しく、仏閣巡りや歴史好きの方は必見です!

ひぎり地蔵菩薩が安置された「地蔵堂」

遊行寺に残る歴史の遺構はほかにも。例えば

  • 皇室の菊の御紋と徳川家の家紋・三葉葵が見られる“中雀門”

  • 「生類憐みの令」に際し金魚銀魚の放流があったと伝わる“放生池”
  • 1356年の鋳造からいまも時を告げる“延文の鐘”

境内は見どころ満載。自分だけのお気に入りコースを見つけてはいかがでしょうか?

歴史ある遊行寺をもっと知りたい!という方に朗報です。境内には遊行寺宝物館という博物館があります。

遊行寺宝物館

遊行寺は開山以来、火災や震災、戦災に見舞われながらも復興・再建を重ね、約700年間藤沢の地で生き続けています。遊行寺宝物館には、災難を逃れた歴史的宝物の数々が。定期的に企画展も開催中です。

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お寺の中に“神社”?

ちょっと珍しい遊行寺の特徴です。

登録有形文化財“宇賀神社”

徳川家の祖・有親(ありちか)の次男・泰親が、宇賀神社を遊行寺に奉納したと記録が残っています。
宇賀弁財天は有親の守り本尊と言われており、いわゆる銭洗い弁天として親しまれ、遊行寺を訪れた多くの人が宇賀神社にも足を運びます。

参拝に来た男性が小銭を洗っていました!

美しい境内は観光にも

遊行寺と言えば、樹齢700年を超える大銀杏。秋には金色に染まったイチョウの葉が輝き、本堂の前に黄色い絨毯を敷きます。
遊行寺境内を巡った後は、木陰にあるベンチで一休み。

遊行寺のシンボル・樹齢700年の大銀杏

遊行寺境内では、四季折々の美しい花々とともに時間が流れています。春は桜や藤棚、夏にあじさい、秋には大銀杏、冬は鐘の音が響く静かな境内――。地元の人がほとんどで、静かな空間を散歩できる穴場スポットでもあるんです。

参道を彩るあじさい

静かな空間ながら、大通りに面しているため交通アクセスが良いのも魅力的。バス停も近く、藤沢駅からも徒歩15分圏内。遊行寺周辺には観光スポットも点在しているため、藤沢市観光ついでに“遊”びに“行”ってみてはかがでしょうか。

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美しい新墓苑で遊行寺とともに

歴史・自然・観光、たくさんの魅力がある遊行寺。実は境内にある遊行寺墓苑もとても素敵です。南向きで日当たり良好、宇賀神社の真横でお墓参り後は境内散策にピッタリです。

鳥のさえずりや滝から流れる水音が聞こえる穏やかな環境で、季節の移ろいを話題に故人と語り合う時間を過ごすことができます。

藤沢市の遊行寺墓苑

遊行寺墓苑は、2023年秋に開設。約20年ぶりの新墓苑で、現在利用者を募集中です。
藤沢に根差した長い歴史に守られている安心感は、時宗総本山である遊行寺だからこその魅力。

遊行寺墓苑に続く整備されたバリアフリーの参道

墓苑の開設とともに整備された参道はバリアフリーで、お墓参りの負担が少ないのもうれしいポイント。

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3区画から選ぶ。後継者がいなくても〇

墓苑の見学ツアーをお墓のプロフェッショナル*松土仁さんにお願いしました。

遊行寺墓苑を案内してくれた松土さん

松土さん「遊行寺墓苑には3つの区画があります。順番にご案内します」

ゆとり区画・きほん区画

ゆとり区画きほん区画は墓石を建てて、子や孫など後継者に受け継いでいく昔ながらのお墓です。最近増えている田舎から自宅のそばにお墓を引っ越す「改葬」にも対応できます。高齢になり遠方のお参りが困難な方や、近くにお墓を移したい方には安心ですね。

遊行寺墓苑「ゆとり区画」

遊行寺墓苑の「きほん区画」

ゆとり区画は、その名の通り広々とした墓地。ゆっくりと故人を偲ぶ空間が望ましい方には最適の場所。
ほかの区画より一段高く、藤沢市内の景色を見渡せます。「地元・藤沢の地をいつまでも眺めたい」「お参りに来た家族に明るい気持ちでいてほしい」。そんな方にピッタリです。

きほん区画は、ゆとり区画よりもコンパクトなサイズ感。「長男ではないから自宅の近くに墓を持ちたい」「手入れが楽な墓石の方が安心」という希望がある方に良いのではないでしょうか。

お墓を検討するとサイズやタイプ、料金設定など複雑……。故人を思ったお墓を建てたくても「どれが“心のこもった”お墓なのか」と悩む人も多いのでは。
遊行寺墓苑の檀家専用墓地は、大小2つの区画のみなので悩みすぎないのも特徴の一つだと感じました。
開山700年の歴史を誇る遊行寺に守られながら眠ることができる、整備された環境と美しい自然に囲まれて心穏やかな時間が過ごせる、この2つが大きな決め手となりそうです。

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個別永代供養区画

個別永代供養区画墓石を建て10年~30年(選択可能)だけ墓地を使用できる契約のお墓。契約期間中は自分達だけのお墓で供養し、期間後、個別の墓地はお墓じまいをしてご遺骨と戒名が彫刻された銘板を遊行寺内にある永代供養墓(合祀墓)に移行する墓地です。

遊行寺墓苑の「個別永代供養区画」

個別の墓地はゆとり・きほん区画と同じ敷地にあるので、整備された環境で安心。さまざまな事情でお墓の継承が難しい人や、最初から合祀墓に入ることに抵抗がある人にピッタリ。もちろん、自宅のそばにお墓を引越しする「改葬」にも対応

遊行寺の永代供養墓(合祀墓)

永代供養の合祀墓は本堂の真横にあり、毎日読経が聞こえる素晴らしい環境。合祀墓でも歴史ある遊行寺の一部として、慣れ親しんだ藤沢の地を見守り続けます。

*㈲石善の代表取締役。1級石材施工技能士やお墓ディレクター1級在籍している「完全自社施工」の石材店です。遊行寺内の寺院と30年以上の取引があり、寺務所前にある石門も手掛けました。

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改めて「檀家」について考える

現代において、お墓を買う・檀家になるということは、お金がかかって面倒ということとイコールにされがち。記者もそんな考えでした。しかし、

  • 葬儀・法要を時宗の教えに沿って行う → 本堂できちんと故人を偲ぶ時間が持てる
  • 檀徒会費や管理料を支払う → 手厚い供養、時宗の教えで遊行寺が家族に寄り添う
  • 境内・伽藍の維持管理 → 遊行寺・藤沢の歴史の一部として残り続ける

檀家がやるべきことには、きちんとメリットがあることを初めて知りました。敷居が高いと思われがちですが、率直にお寺の人に聞いてみるのが良いかもしれません。なんといったって、自分の家族や大事な先祖のためにお墓を建てるのですから。

松土さんにも檀家墓地がオススメな理由を聞いてみました。

お寺さんが家族のように接してくれることかもしれません。自分だけでなく、家族やご先祖のことも気にかけてくれたり、悩んだ時や人生の節目に、仏教の教えを元にアドバイスや良いお話を聞かせてもらえたりします。
お寺さんと関係を築くことは一言「心の豊かさを得る貴重な機会」です。お寺さんにしか話せないようなことをお話できる存在、人生の「相談役」のような側面もあるのです。訪れた人をもてなす美しい景観や歴史を感じる境内を保ち、ご供養のために客殿や伽藍、本堂などが整えられているのもお寺にしかない魅力です」

現代のIT化社会では、どんなことでもメールやLINEで簡単に済ませる傾向にあり、葬儀や供養の時でさえも霊園ではどうしても事務的な対応になりがち。
しかし、檀家となってお寺と顔の見える関係を築くことはご自身やご家族にとって、またご子孫にとってかけがえのないものになるかもしれません。

遊行寺墓苑に咲く蓮の花

そんな風に感じられたのは、700年の間藤沢の地を守り続けてきた、時宗総本山としての遊行寺の歴史・魅力を存分に味わった後だからかもしれません。

「700年以上続いた場所でずっと安心」「藤沢の歴史的シンボルの一部になれる」「駐車場完備、バス停も近くてお墓参りが楽」「時宗総本山に代々のお墓があるという誇りにつながる」「新しい墓苑なのでお手入れが簡単で見た目もきれい」「大銀杏に見守られて眠るのが何よりの供養」……

思い浮かんだものが一つでもあれば、実際に足を運んで見学してみてはいかがでしょう。

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光り墓ガラスで愛ペットといつまでも

遊行寺では、毎年6月に「ペット慰霊法要」を行っています。家族のように大切な犬や猫、ハムスターなどペットのためのお墓もあるんです。
納骨は随時受付。僧侶が個別にご供養をしてくれます。

ペットのお墓「蒼空(そうくう)」

遊行寺のペット墓地「蒼空(そうくう)」

納骨後に供養石板(希望制)を設置できます。ペットの名前や没年月日だけでなく写真などを入れ込むことも可能。顔を合わせて対話できるように、正面を向いた犬や猫のイラストが出迎えます。

きらきらと光るガラスの墓石

特徴は、光るガラス墓石。ペットたちが昇った青い空をイメージして、ガラスで作られたユニークな墓石は、日の光を透かして輝きます。楽しかった思い出が、きらきらとよみがえるようです。ぜひ、実物を見てみてください!

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遊行寺墓苑「専門家が案内します」

インターネットやパンフレットで金額や埋葬の流れはわかっても、故人あるいは自分がその場に眠る、という想像まではなかなかできません。実際に見学すると、墓苑の雰囲気やお寺との関係、お墓参りのしやすさなどいろいろなことが見えてきます。

境内にある遊行寺墓苑の案内所

  • 藤沢市の遊行寺墓苑の見学は完全予約制。生前の購入検討も可能です。ご希望の方は下記の電話まで

遊行寺本堂

住所

神奈川県藤沢市西富1-8-1 遊行寺

問い合わせ

遊行寺墓苑案内所 有限会社石善(遊行寺境内)

電話

0120-19-1485

0120-19-1485

10:00~17:00/水曜定休

問い合わせ先URL

https://www.yugyoujiboen.jp/

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2024-06-28

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