もっと茅ヶ崎を好きになってもらい、暮らしてみたくなる茅ヶ崎情報を発信するWebマガジン「#ちがすき」。2021年4月開設から4年目の節目を記念して、今期から新たに協賛スポンサーとなった「㈱ミツワライス」に特別インタビューを行い、茅ヶ崎市への思いなどを聞いてきました。
株式会社ミツワライス/芹沢
茅ヶ崎市芹沢の米屋、株式会社ミツワライスは創業28年。北海道・東北・北陸・関東産のお米を中心に原料玄米を仕入れ精米し、東京・千葉・埼玉・神奈川を中心にスーパー・飲食店・学校給食などの業務店へ納品しています。全国の業務スーパーに納品しているのも、ミツワライスです。
生産者・消費者・弊社を「三つの輪」と考え、それぞれをつなぎたい、との思いが社名となったそうです。ロータリークラブやウェルカムベビープロジェクトなど、地域貢献にも積極的に活動している企業です。
クラウドファンディングで目標額1800%超
そんなミツワライスがこのほど、能登半島地震の避難生活を目の当たりにした管理栄養士と新しい形の非常食『防災湯煎米』を開発しました。クラウドファンディングサイト「マクアケ」では、10万円の目標金額に対して3月31日時点で180万を超える応援購入が集まりました。

ミツワライスの大森翔平代表取締役は「被災地で非常時の『食』のリアルを知った私たちだからこそできた商品です。地元茅ヶ崎から広げて、被災地に温かな日常を届けたい。米屋の誇りを詰めました」と話しています。
湯煎米は、真空パックされて日持ちがするのはもちろん、二重包装されて外側のパックで水を計量でき、内側の生米の入った高密度ポリエチレンを湯煎炊飯することで、炊飯器以上の美味しいごはんを食べられる。また写真のように食器を汚すことなく食事が可能です。

内袋ごと茶碗に被せることで、洗い物を減らすことができます。筆者も試食しましたが、蒸気が逃げず蒸されるので、より香高く美味しく感じました。
被災時には簡易に食べられる非常食を想定している人が多いと思いますが、実際はその先の第3フェーズと呼ばれる、支援物資に飽き、一番長くなるという心の栄養が必要なフェーズが重要です。被災時には時間がある人もいるということから、時間をかけて、無駄を出さずに、美味しいものを食べられることが求められます。

被災時に人が最も求めるのは単なる「体の栄養」だけではなく、失われた日常から得る「心の栄養」なのかもしれないと気付いたそうです。手作りの食事には支援物資では得られない家庭の味があり、笑顔と元気を作る。そんな何気ない幸せを少しでも取り戻せないものか。そこで考え抜いて完成したのが、防災湯煎米です。
ミツワライスでは、被災体験者や有識者からの高評を受け商品化し、「有益なものだ」と県栄養士会危機管理委員会からの推奨も取り付けました。また、佐藤光市長や河野太郎衆議院議員も視察に訪れました。

佐藤市長(右)に商品を説明する大森代表

河野太郎衆議院議員も視察に訪れ試食
佐藤市長から高評を受け、現在茅ヶ崎市と防災協定締結に向けて動いています。




















