道の駅「湘南ちがさき」を「より愛される施設」にしようと奔走するキーマンたちを紹介してきた当コーナー。最終回は同施設の支配人を務める澤本勇二さんに話を聞きました。
支配人に就任したのは1年前。以前はアパレル業界で店舗開発に携わり、国内外を飛び回っていました。 コロナを機に働き方を見直した際に、道の駅運営事業者の門を叩いたのがはじまりでした。
調理器具の設置など「アパレルとは全く違う現場」に苦労もしましたが、一から勉強を重ねました。「コミュニケーションがあれば乗り越えていける」と、スタッフや行政担当者、事業者とひざを突き合わせて、課題を解決してきました。
茅ヶ崎で生まれ育ち50年。「茅ヶ崎はくまなく知っているつもり」でしたが、支配人となり「知らない茅ヶ崎がまだまだあることが分かった」と目を輝かせています。
いよいよオープンする道の駅。「景色も良くおしゃれで立地も良い。ふらりと寄れる憩いの場にもなれば。市内外から訪れる人たちに新たな茅ヶ崎を発見してもらいたい」と思いを語ります。
近隣施設とのコラボレーションなど、今後の企画やアイデアが頭に浮かんでいるというが、まずはスムーズな船出を目指します。
「プレッシャーもあるけれど、ワクワクする気持ちの方が強い。お客様に楽しんでもらうことはもちろん、私自身も楽しみたい」