大雨・台風の季節到来「有事」に活躍する町内会

大雨・台風の季節到来「有事」に活躍する町内会

深刻な被害に遭った山王町。住民らが汚泥の撤去作業にあたった(2019年10月13日)

 昨年10月、台風19号が猛威をふるい、丸子地区では上丸子山王町を中心に約1000軒の家屋が深刻な浸水被害に遭った。翌日から、町内会同士で自主的に連絡を取り合い汚泥の撤去作業に奔走。日頃の町内会活動で培ったネットワークが各所で発揮された。

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 だが住民の間では、「初動が鈍かった」という反省も。これを踏まえ今年、丸子地区9町内会の役員らで成る「丸子地区社協防災ネットワーク委員会」が発足。地区全域を把握する同社協が中心になり、町内会同士のより緊密な連携を構築する。

 社協会長の青木英光さんは「風水害時は『初動』が肝心。すぐに動ける連絡体制を整備し、乳幼児や高齢者など支援を必要とされる方々に手を差し伸べたい」と話す。

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青木さん(右)と尾木さん

 委員会では電話やLINEを活用して、各町内会の状況をリアルタイムで共有。メンバーそれぞれが各自の町内会に、被災状況や避難所、物資の提供などの情報を届ける。また支援が必要なエリアには人手を派遣し、地域一丸となって助け合う。

 町内会長の尾木孫三郎さんは「町内会に加入すれば情報共有がスムーズになり、困っていればすぐに協力し合える。自身や家族の安全を守るためにも、ぜひ町内会への加入を検討してほしい」と呼びかける。

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住所

神奈川県川崎市中原区

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