横浜市戸塚区、国道1号線沿いにある「クラシック・コミュニティ横浜」は、介護付有料老人ホームを併設したサービス付き高齢者向け住宅。昨年秋から入居者のレクリエーションの一つとして、誰もが気軽に参加できるスポーツ「ボッチャ」を取り入れています。
このたび、3月3日に開催された「第1回戸塚区ボッチャ交流大会」に出場!ボッチャに取り組むメンバー8人の目標としていた「大会」。会場の雰囲気やメンバーが試合に挑戦する様子を取材しました。
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<目次>
◎120人が参加!「第1回戸塚区ボッチャ交流大会」とは
◎いざ競技開始。男性・女性の2チームで出場!
◎結果はいかに?参加した皆さんの反応は
120人が参加!「第1回戸塚区ボッチャ交流大会」とは
「第1回戸塚区ボッチャ交流大会」は2024年3月3日、横浜市戸塚スポーツセンターで開催されました。戸塚区さわやかスポーツ普及委員会が主催した大会。パラリンピックの正式種目に採用されているボッチャは「誰もがすぐに参加できるスポーツ」として、同委員会は体験会や出張指導を実施してきました。
交流大会を企画した同委員会の栗田優さんは、「定期的にボッチャを楽しんでいるグループも増えてきたので、インクルーシブスポーツの実現と参加者同士の交流を目的に開催しました」と企画の経緯を話します。
クラシック・コミュニティ横浜(以降、クラコミ)も、ボッチャを始めるにあたり栗田さんに出張指導を受けた縁で、今回の交流大会に参加することになりました。
初開催ながら申し込み多数
交流大会は戸塚区内在住・在学・在勤の人を対象に、年齢や障害の有無に関わらず、未経験の人も参加できるように呼びかけられました。大会ルールは日本ボッチャ協会競技規則によるもののほか、独自ルールが設けられ、誰もが参加しやすいよう配慮がされていました。
初めての開催ながら多数の申し込みがあり、定員の30チームは締切に。1チーム3〜5人で約120人が参加する大規模な交流大会になりました。参加チームは小学生から障害者や高齢者の施設のチームなどさまざま。ボッチャ競技の懐の深さを感じます。
いざ競技開始。男性・女性の2チームで出場!
全30チームがA〜Fブロックに分かれ、5チームによるリーグ戦を展開。クラコミからは男性陣4人のチームがCブロックに、女性陣4人のチームがFブロックに出場しました。
1ゲームの制限時間は10分。まずはCブロックの男性チームが第1ゲームで競技開始です。
メンバーが順番にボールを投げながら、疲れたら椅子に座って休むなど、無理なく競技に参加できるような配慮もされていました。
Fブロックの女性チームは第2ゲームから競技スタート。こちらにもクラコミスタッフが付き添い、一緒に展開を見守りました。
競技では接戦になることもしばしば。ジャックボールへの近さで得点が決まるため、審判が専用の器具を使って公正に判断します。
結果はいかに?参加した皆さんの反応は
Cブロック、Fブロックとも、リーグ戦でそれぞれ4ゲームを無事に参加し終えました。そして男性チームはなんと、Cブロック2位の成績を収め、賞状をもらいました!
競技を終えたメンバーからは「楽しかった」「また行きたいね」と喜びの声や、「負けたらやっぱり悔しいね」と真剣に取り組んだ競技への思い、「たまには外出してこんな機会があってもいいわね」といった感想も寄せられました。クラコミ支配人の田山さんは「去年始めたばかりですが、皆さんが喜んでくれましたし、大会にまで参加できてよかったです」と振り返りました。競技の空き時間などに他の出場団体との交流も生まれ、地域とのつながりも実感できたといいます。
主催者によると、第2回となる戸塚区ボッチャ交流大会は来年3月に開催予定で、さらに本格的なトーナメント形式の大会も検討しているとのこと。クラコミでは、引き続き入居者の要望を汲みながら「ボッチャを通じた地域交流が定着イベントになれば」と話しています。
クラシック・コミュニティ横浜では資料請求、介護相談や見学を随時受付中。入居などを検討中の方は下記の手順で。
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