藤沢市指定史跡の「大庭城」ってどんな城?実は大庭三郎景親も使った「土の城」

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「大庭城跡」に行ったことはありますか? 湘南ライフタウンのほど近く、藤沢市大庭に位置する市内唯一の現存する城跡で、2021年12月に藤沢市指定史跡に登録されたことから注目を集めました。しかし、行ってみるときっとイメージする城とは違うはず。実はこれは、「土の城」なんです。

 大庭城址公園は、城跡を活用した造りで、1985年に市が整備しました。城の跡地だからといって天守閣があったわけではなく、土を堤防状に盛ったり、堀を作ったりして敵の侵入を防ぐ「土の城」でした。東は引地川、西は小糸川に囲まれた舌状台地に位置し、さらに堤防に使用する土は滑りやすい「関東ローム層」を使用できる。こうした点で、敵の侵入を阻みやすかったのでしょう。

 「大庭城」の歴史は500年にさかのぼります。もともと室町時代中期に扇谷上杉氏が城郭として築城したと考えられており、戦国時代の1512年に伊勢宗瑞(北条早雲)に攻め落とされて落城し、その後、廃城になったとされています。ただ、戦国時代にはこうした土の城は多く築城されましたが、その中でも大庭城は関東でも有数の規模を誇るそうです。

 そんな大庭城址公園への行き方は、歩いていくにはちょっと遠い。なので、JR藤沢駅やJR辻堂駅、小田急線湘南台駅からバスに乗って行ってみよう。そして広大な「土の城」を歩いて体感してみよう。

ふじさわ歩くページ

住所

神奈川県藤沢市大庭字城山5230-1

公開日:2022-01-31

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