人生の最後にお世話になる「葬儀会社」には、大手から個人経営まで様々な規模の会社があります。そこで働く人々は、人の「死」と直面しています。息を引き取った人と、その家族に、最も近くで寄り添うのが葬儀会社の「人」だといえます。
サービス業としての葬祭業
神奈川県綾瀬市の「家族葬専用ホールゆかりえ」に勤務する北川祐基さん(37※取材当時)は、葬儀業界での経験が15年になるベテラン葬祭マン。大阪市内の大手葬儀会社に10年間勤務して葬儀のノウハウを学び、2020年にふじみ式典株式会社に入社。22年6月に同社が厚木市内に開業する「家族葬のゆかりえ愛甲石田」での葬儀も担当します。
- 北川さんは、厚生労働省認定・葬祭ディレクター技能審査「一級葬祭ディレクター」の有資格者で、これまでに1,000件以上の葬儀を担当してきました。
北川さんが勤務する、ふじみ式典は、1986年に神奈川県大和市に設立された地域由来の葬儀会社で、大和市を中心に、海老名市と綾瀬市に自社の家族葬ホールをもち、22年6月には厚木市内にも新たな家族葬ホールを開設します。アフターサービスのニーズに応え、寺院と提携した直営の</span><a style=”font-size: 18px;” href=”https://www.fujimishikiten.co.jp/about/after/ohaka/”>樹木葬墓</a><span style=”font-size: 18px;”>も提供しています。</span>
出棺のとき、扉を閉める手には優しさがこもる
葬儀業界15年以上の北川さんは、この仕事について「お客様のお気持ちや、必要とされている事を最優先で考えるお仕事。 葬儀の中で悲しみが癒えてゆくために何を提案して差し上げるのがベストなのかを日々考えています。 今の会社は大手のような分業制ではないため、勤務時間の関係で他の社員に引き継ぐ場面もあります。それでも お客様により添い、どの様に接すればお客様の悲しみが癒えるお葬式ができるのかを、社内の仲間と常々話し合っています」と話しています。
さらに北川さんは「ご遺体のお迎えからお打ち合わせ、お式の担当、出棺・火葬、アフターフォローまですべてを担当させて頂くことができる今が一番充実しています。毎回そうですが、お式を終えた後に『ありがとう』と言って頂けるこの仕事が、私は好きです」と、笑顔で語ってくれました。
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