デンマークの童話作家アンデルセン(1805―1875)の誕生日が4月2日であることにちなみ、山北町立生涯学習センター図書室は現在「アンデルセン童話の世界展〜おとぎの国へようこそ〜」を開催している。5月12日(金)まで。
同センター内に、アンデルセンに関する写真約30点を展示。コペンハーゲンにある人魚姫の像をはじめ、下宿の窓からアンデルセンが眺めていたというニコライ教会、オーデンセ市内にあるアンデルセン博物館などの写真もある。
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コペンハーゲン市庁舎横のアンデルセン像の写真も
また、切り紙の名手で自作の童話を読み聞かせながら人々の目の前で即興で切り紙作品を制作していたことなど、アンデルセンの人柄を表すエピソードも解説。さらに「子どもの本のノーベル賞」と称される国際アンデルセン賞を受賞した5人の日本人についても紹介している。
同センターの図書室にあるアンデルセン関連書籍も紹介しており、職員は「読書への子どもの関心が高まれば」と話している。(問)同センター【電話】0465・75・3131