茅ヶ崎市の南西部の浜見平地区にあるしろやま公園。スーパー、飲食店などが入るBRANCHや市の出張所や図書室があるハマミーナにも隣接し、周辺の環境が充実している公園に『#ちがすき記者』が息子(2歳)と一緒に出掛けてみました。
広い敷地は一面の芝生。遊具も充実したしろやま公園
しろやま公園に到着すると早速駆け出していきたい、ワクワクした様子を見せる息子。実は何度も遊びに来ている公園ですが、広い公園の開放感に息子は今日もハイテンション。ただでさえ転びがちな子どもが高いテンションで駆け出すと転んで怪我をしないか心配になりますが、敷地の地面はほぼ芝生。芝生ではちょっと転んだくらいでは怪我の心配もありません。
公園を訪れた6月は鮮やかな緑の芝生が広がっており、大人も思わず駆け出したくなるような気持ちの良さ。天気が良い日はレジャーシートを敷いて、のんびり過ごすのも楽しそうです。
芝生広場を駆け抜けていった息子が向かった先は公園の奥にあるカラフルな遊具。船がモチーフとなった複合遊具には、小さな子どもにちょうど良い高さのすべり台が2本。すべり台はいつの時代も子どもに人気の遊具ですが、これなら他の子どもたちと順番を巡っていざこざすることもなく、仲良く遊んでくれそう。
複合遊具の近くには砂場も。砂遊びも大好きな息子ですが、親としては砂まみれになることに加え、衛生面も気になるところ。しかし、ここの砂場は柵で囲われており、衛生面が配慮されているので親も安心して遊ばせることができるのではないでしょうか。さりげなく砂場のすぐ近くに水道があるのも好ポイント(手も砂場セットもすぐに洗える!)。
しろやま公園のシンボル・“しろやま”も子どもに大人気。少し高さのある“しろやま”の周りには柔らかいマットが敷かれていて、登ったり、滑ったりと子どもたちが思い思いに遊ぶ姿は今も昔も変わらない光景ではないでしょうか。
公園に出掛けたこの日は平日の朝9時頃と少し早い時間でしたが、10時を過ぎるとたくさんの子どもたちで賑わう公園に。
水遊びもできて、富士山を見ながら花見もできる
公園の北側には水遊びができる場所も。夏の利用期間以外は水が抜かれているので、通年の利用はできませんが、夏真っ盛りの頃は水遊びするたくさんの子どもで賑わいます。
茅ヶ崎と言えば“海”ですが、波の穏やかな茅ヶ崎サザンビーチでも小さな子どもに初めて海を体験させるのは少し勇気がいるもの。息子も初めて海に入ったときは、おっかなびっくりしていた覚えが…。でも、普段出かける慣れ親しんだ公園にちょっとした水遊びができる環境があると、海デビューに向けた練習に使えたりするのかもしれませんね。
公園内のトイレ近くにある高台には三角の矢印が。その矢印が指す方角の先には…富士山。茅ヶ崎には富士山を望む名スポットが海側・山側に数多くありますが、実はしろやま公園もそのひとつ。公園内には早咲きの桜が植えられており、桜が満開になる早春は桜と富士山を楽しめる公園にもなります。
バリアフリートイレも増設。さらに遊びやすい公園になりました
公園の西側区域の整備が終わり、さらに設備が充実した公園となりました。
新しい区域には富士山が望める散策路に広場、バリアフリートイレや駐輪場が設置されて、さらに遊びやすい公園になりました。
インクルーシブ遊具も充実の浜見平
公園と一体の空間のしろやま広場にはインクルーシブ遊具も。障がいの有無に関係なく誰もが遊べるように設計されたインクルーシブ遊具は小さな子どもにも遊びやすいように設計されています。
公園に設置されているインクルーシブ遊具のブランコは親世代に馴染みのある形のブランコではなく、座面が大型の円盤になった見慣れぬタイプ。調べてみると、円盤型ブランコというものらしく、小さな子どものように体幹が弱い子も楽しめるブランコになっているそう。馴染みのある形のブランコに乗る子どもを見ていて、ブランコから落ちないかと少しハラハラするシーンがあったことを思い出し…。思わず、進化している遊具に感心してしまいました。
しろやま広場の一画にはチョークで絵が描ける壁も。屋外で自由にダイナミックに絵を描くことが出来る貴重な場所。伸び伸びと絵を描くことで、きっと子どもたちの感性も刺激されているに違いありません。
授乳室や子どものトイレ、駐車場も心配いらない
子どもと出掛ける時に、親が気になるものが“トイレ”と“駐車場”。しろやま公園内にもトイレは設置されていますが、BRANCH・ハマミーナには授乳室やおむつ交換台もあるので、小さな子どもと一緒でも気軽に出掛けることができます。
駐車場はBRANCH・ハマミーナ合わせて350台以上の駐車が可能。料金は駐車場所によって変わりますが、最大3時間まで無料なので、BRANCHやハマミーナにも寄って、のんびり過ごすこともできます。
駐車場情報はBRANCHの駐車場情報とハマミーナの駐車場情報もチェック!
スーパーや飲食店、図書室、交流の場など…周辺施設の充実が子育て世代には嬉しい
子どもと一緒にあちこち回って用事を済ませるのは親にも子どもにも相当の負担。出来るだけ移動を少なくして、たくさん用事を済ませたいと思う親も多いはず。そんな思いを解消してくれるのが、しろやま公園周辺にある充実した施設の数々。
BRANCH茅ヶ崎にはスーパーや飲食店、クリニックに郵便局。ハマミーナには市の出張所や図書室など生活に必要な施設が揃います。BRANCH3にあるまちづくりスポット茅ヶ崎では様々なイベントが開催され、子育て世代も多く集まる多世代の交流の場になっています。ハマミーナにある浜見平保育園地域育児センターには親子で自由に遊べるフリースペースがあり、センターの職員による絵本の読み聞かせなども行われています。
こうした子育て世代には特に嬉しい施設が揃っているので、子どもとしろやま公園に出掛けると「夕飯の買い物をして帰ろう」「まちスポで休憩しよう」「図書館に寄って絵本を借りていこう」となるのは、我が家では当たり前の光景に。
広い芝生広場や人気の遊具があるだけでなく、恵まれた周辺環境もしろやま公園の魅力。是非一度、お子さんと一緒に浜見平のしろやま公園に行ってみてはいかがでしょうか。