茅ヶ崎とコーヒー実行委員会は、まち歩きコーヒーフェス「Takasuna Green Coffee Festival vol.2」を2023年5月4日(木祝)に開催しました。
Takasuna Greenery Coffee Festivalとは
2023年5月4日みどりの日に、「本とコーヒーを片手に、まちの日常にふれる」のコンセプトのもと「非日常より日常」「消費より循環」「密集より分散」といった価値観を表現するコンテンツを、高砂緑地内と高砂通り沿いに点在させます。
茅ヶ崎の特徴の1つでもある松林に囲まれた緑豊かな環境で、地域の日常にふれる1日を楽しめるイベント、それが「 Takasuna Greenery Coffee Festival」です。
当日の様子
去年に引き続き今年も5月初旬にしては暑い位の快晴。松林に囲まれた高砂緑地は、木陰がふんだんにあり、心地よい木漏れ日の中で来場者と出店者が気持ちよく交流できた1日でした。
<高砂緑地の様子>
この日のコンテンツのメインである、「道端の喫茶店HAND」「YETI ROASTERY」「Cruise Town COFFEE ROASTERS」によるコーヒーの試飲やコーヒー豆の販売も、最後には無くなるほどの盛況。美味しそうなコーヒーの香りが漂い、とても賑わっていました。また、今年はコーヒーのワークショップも行われ、コーヒーを淹れる方法を学ぶことができました。
今年は、軽食も販売しました。「ローカルむすび推進委員会」のおにぎりはイベント開始30分で売り切れに。この日のために限定販売されたエスプレッソロール始めとした「cunipan」のパンはイベント途中で完売。始終行列で大人気でした。また、コーヒーだけでなく子ども達も飲み物を飲めるよう「NPO法人湘南スタイル」のみかんジュースを販売しました。
それから松林の間を縫うように回遊できる沿道沿いには、無料で本を物々交換できる「ブックトレードbyまちなか本棚」と「うみべのとしょかんbyCの辺り Coworking&Library」の本棚が設置され、さらに今年は「話せるシェア本屋とまり木」の本棚で古本の販売も行いました。この日、本棚と同じく緑地内に増設されたベンチには、本を読む人、休息をとる人の利用があり、高砂緑地をより楽しんでくださる方々の姿がありました。
また、「ARTノTANEMAKi」のワークショップも大人から子供まで夢中に。廃材や廃本を使ったアートを作ったり、大きなキャンパスにお絵描きをしたり、自然の中でのびのびと楽しんでいました。
さらに、「simizzy+大山木材」の玉コロガシ◎プロジェクトでは、カラフルな玉を転がして遊ぶ子ども達の姿が。子ども達の楽しそうな声が聞こえてきました。
そして「湘南の特徴でもあるクロマツ林を再生したい!」という思いからスタートした「KUROMATSU PROJECT」のブースでは、松の苗を購入していただくことで、たくさんの「マツの里親」が誕生しました。
食のアップサイクルで循環型社会に貢献する「UP FOOD PROJECT」では、今回コーヒーに特化した「UP COFFEE CHARANGE」を発足し、コーヒーをアップサイクルしたエシカルな商品を開発。販売や展示を行いました。
「umu.」では、みどりの日ということで、素敵な花や植物、「KiHEN」は生地や資材に無駄がないようオーダー製作をしているお洋服、今回のキービジュアルのイラストを担当した「OKUMURA SHO」は、イラストやイベント限定のコースターとしおりを販売しました。
また、今年はくつろげる場を拡充しました。「WAO‼︎」の折りたたみカウンターは、コーヒーを飲むテーブルや商品棚に。「ONE DESIGN」と「D.paradaise SHOP+home」の机や椅子、「大山木材」の放置二次林を間伐して作られた丸太には、コーヒーやパン、おにぎりを片手に多くの方が腰をかけ、子供達も座って絵本を読んでいました。
<TAKASUNAヴィレッジの様子>
他にも高砂緑地から徒歩数分のTAKASUNAヴィレッジは、「one stop」がプロデュース。イベント全体の案内MAPを設置。茅ヶ崎の好きなところ掲示板や、「YarnBombing」の飾りと一緒に、茅ヶ崎に住む人のオススメの本を紹介したり、全会場を巡って楽しむ仕掛けとして用意された、おすすめの本のミニチュアとともに置かれたホンノムシムシを探すと、縁日ができたり…コンテンツが盛りだくさんでした。
「ONE_THROW」のキッチンカーでは肉汁溢れるソーセージと竹炭パンのオリジナルホットドックとコーヒーや「MacKenDy」のクラフトビールを販売。また、「湘南スタイル」のみかんと「吾輩は松であるぞ」の松パウダーを使ったイベント限定のドリンクとフードを「SWITCH STAND」が開発し、販売しました。
また、「MAKE CHIGASAKI」のブースでは茅ヶ崎に根付いたクラウドファンディングサービスの紹介や、5月20-21日たかすなヴィレッジで開催予定「Emolture Festival」の宣伝を行いました。
さらに、Leoさん、Mo’FREEさん、譲原ヒロユキさんによる音楽LIVEが開催され、たくさんの方が足を止めて、素敵な音楽と歌声に聴き入っていました。
<高砂通りの様子>
高砂通りでは、オーストラリアメルボルンで修行した「SESSION COFFEE BASE」のキッチンカーでコーヒーを販売。さらに、古民家「KONGEN」では本が読めるスペースを無料で開放。
<南本通り商店街の様子>
南本通り商店街では、「珈琲と檸檬」のキッチンカーでコーヒーを販売しました。会場巡りをした後のどにぴったりな檸檬の入ったコーヒートニックが人気でした。
このようにこの日は異なる場所で同時多発的にイベントが開催され、茅ヶ崎南口界隈はとても盛り上がりました。
来場者からは、「茅ヶ崎にこんなに素敵な場所があると知れてよかった」「コーヒーと本を片手にリラックスできた」「今年は軽食もあってより楽しめた」などの声が聞かれました。
「Takasuna Greenery Coffee Festival」 は、茅ヶ崎の魅力を広めるとともに、地域の活性化を図るイベントとして、今後も継続して開催していく予定です。
最後に、ご来場いただいた皆様とイベントを支えていただいた協賛企業・団体の皆様、またご後援いただいた茅ヶ崎市役所、茅ヶ崎美術館の皆様、開催を応援してくださった近隣の皆様、そして出店いただいた店舗、その他関係者や当日スタッフの皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。有難うございました。
実行委員長よりコメント
毎日過ごすまち、茅ヶ崎。
毎日そばにある、高砂緑地
毎日その前を行ったり来たり。
だけれどちょっと寄り道して
ほっとできる場。が私にとっての高砂緑地です。
「美味しいコーヒーが飲めたら。素敵なベンチがあったら、
みんなでこの通りでつながって楽しめたら」
それをさらに深められた
TAKASUNA GREENERY COFFEE FESTIVAL vol.2の今年は
お子様からご年配の方まで、誰もがゆっくり過ごしていただけたこと、
茅ヶ崎のみならず、都内からの来場者も増え
茅ヶ崎の魅力を味わってくださったこと、
何よりもこのイベントを通して昨年よりもさらに
皆さまと出会い、つながることができたことなど
実りの多いものとなりました。
全ての皆様に感謝いたします。
人の動きもまちの動きも
コロナ以前とはかわった世の中を感じながら、
「すべてが完璧よりも、より自分達のベストへ」
私達は引き続き挑戦し、進化し続けていきたいと思います。
誰もがまちに、自分自身にとっての心地よい日常を発見してもらうために。
また「茅ヶ崎とコーヒー」で是非お会いしましょう。
イベントの概要
【開催日時】2023年5月4日(木祝) 10:00~16:00
【開催場所】高砂緑地(〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-50)
【主催】茅ヶ崎とコーヒー実行委員会
【出店】高砂緑地(道端の喫茶店HAND / YETI ROASTERY / Cruise Town COFFEE ROASTERS / cuni pan / ローカルむすび推進委員会 / simizzy+大山木材 / WAO!! / ONE DESIGN / まちなか本棚プロジェクト / 話せるシェア本屋とまり木 / Cの辺り Coworking&Library / KUROMATSU PROJECT / umu. / KiHEN / UP COFFEE CHALLENGE / ARTノTANEMAKi / OKUMURA SHO)
たかすなヴィレッジ(Yuinchu / umu. (鈴木彩生) =ヤーンボンビング / onethrow 協力: MacKenDy、吾輩は松であるぞ / TUNER DINER / MAKE CHIGASAKI / Leo / Mo’FREE / 譲原ヒロユキ / Emolture Festival
南本通り商店街(Cruise Town COFFEE ROASTERS / 珈琲と檸檬)
高砂通り(SESSION COFFEE BASE / KONGEN / tetoteto*) …
【協賛】(※順不同)株式会社洋建築企画 /株式会社TakasunaBASE / NPO法人湘南スタイル / まちづくり法人knork / 茅ヶ崎カンパニ / D.PARADISE SHOP+home
【後援】茅ヶ崎市 / 一般社団法人茅ヶ崎市観光協会
【お問い合わせ】茅ヶ崎とコーヒー実行委員会
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