のどかな景色広がる人口約1万人の神奈川県山北町で、のびのび子育てをしようと移住した2家族を紹介します。子育て世帯向け定住促進マンション「サンライズやまきた」在住ですが、ともにマイホーム完成間近。移住から定住へ―。町の魅力や暮らしぶりを聞きました。
住むほどに良い町。静岡通勤だって頑張れる/山本さん一家
- 山本さん一家/真一さん(35)、香子さん(28)、瞬君(5)、咲夏ちゃん(2)
―神奈川県松田町からの移住。きっかけは?
以前の街中の生活から、子どもの成長を考え環境を変えたかったのが一番の理由です。物件を探すも周辺は広さの割に価格が高くて悩んでいましたが「サンライズやまきた」を知り。役場の定住対策課の方々の対応も良く即決しました。
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-暮らしぶりについて
隣町ながら山北は全く知らなったのですが、最高です。のんびりしていて気候も良く以前の環境を忘れちゃうくらい今の生活が当たり前に感じています。
マンションベランダ側には御殿場線や小田急ロマンスカーが走っていますが、2両編成で一日の本数も少なく音は全く気にならないです。
-親子でよく行く場所は?
ぐみの木公園は思いきり走れて広く、川遊びも出来るのでおすすめです。山北駅前の子育て支援センターや同じ建物内の「さくらの湯」ではプールも楽しめますよ。御殿場線沿いをサイクリングしたり。桜の季節が最高です。
-勤務地へのアクセスは?
静岡市ですが東名「大井松田IC」を使って2時間。新東名高速道路も開通し(2020年度)、東京方面への通勤もより便利になります。御殿場アウトレットまで下道で約30分、山中湖も約50分。東名から横浜まで約1時間、テラスモール湘南へは約50分。意外と交通アクセスが良いんです。
-次のステップは?
山北に住み続けていこうと決めまして。木にこだわった自然素材の家が駅前の桜並木近くに5月完成します。
ー移住を検討されている方へメッセージを
とにかく長閑で住みやすく、ゆったりとした時間が流れています。町は子どもが少ないこともあり、ご近所の方々も子どもを大切にしてくれる町です。ぜひこの山北の良さを一目見て欲しいです。
町そのものが公園。子育てに抜群の自然環境/岡田さん一家
- 岡田さん一家/真吾さん(39)、明日美さん(39)、龍之介君(9)美空ちゃん(6)、健太郎君(1)
―平塚からの移住ですが、明日美さんはUターン移住。きっかけは?
東日本大震災をきっかけに「身内が近くにいて欲しい」と、実家のある山北に家を建てようと思い移住しました。主人は鎌倉、私は当時藤沢勤務だったので、まずは通勤できるかお試しで「サンライズやまきた」で暮らし始めました。
-山北の子育てメリットは?
1歳まで紙おむつ購入券(2,520円分)が支給されます。保育園や幼稚園保育料も一部補助金が出ます。我が家は子ども3人。中学3年生まで小児医療費助成対象なのも大変助かります。※平成31年度より18か月まで対象予定(2,400円+税)。
―鎌倉への通勤は大変ですね
片道2時間ですが意外と抵抗なく通えました。山北に帰ると気持ちも落ち着き、休日ものんびり。メリハリある生活に。少年野球のコーチも始めてパパ友もできました。
―暮らしぶりはいかがですか
お金をかけて出かけなくても十分。抜群の子育て環境です。町そのものが公園という感覚。散歩もまるで公園の中を歩いているようです。
お気に入りの場所は河村城址跡。しろつめ草が一面咲く時期が好きです。レアな場所ですが、そういう所こそ山北の魅力が溢れています。大野山、南足柄の矢倉岳などの登山も。生活面では山北駅まで徒歩1分のフラット生活で保育園も目の前。お肉やお魚と買える商店街も近くて満足です。
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-明日美さんは野外活動保育「森のようちえん」で活動中とか
この自然を生かした居場所作りを外でも盛り上げたくて4年前、足柄エリア在住のママ4名で立ち上げました。
西丹沢キャンプで川遊びにピザ作り、お茶畑散歩や火起こし体験。地元の方も活動に賛同してくださり様々な体験が出来ています。地域との関わりが少ない時代だからこそ、同じママと活動ができたことは宝ですね。
-次のステップと移住を検討されている方にメッセージを
足柄平野、相模湾望む岸エリアに構想に1年かけた家が完成します。山北は子育てするには素晴らしい環境。都心へのアクセスも良く通勤が大丈夫ならば検討の余地ありです。
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