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<週末プチ移住>湘南と西丹沢・山北町で二拠点生活 お店OPENで新たな出合い広げる女性たちを取材してきました

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<週末プチ移住>湘南と西丹沢・山北町で二拠点生活 お店OPENで新たな出合い広げる女性たちを取材してきました
山北町に週末のみ営業のお店をオープンした三堀由起子さん(左)と宇野純子さん

週末は湘南の海から丹沢へ。葉山町・茅ヶ崎市を拠点に生活している女性たちが、西丹沢のまち・山北町に魅せられて“週末プチ移住”を実現しています。新たな拠点として山北町にお店をオープンしたので、潜入してきました。 ※この情報は2022年1月10日現在のもの。

ギャラリー&カフェ『葉山・柿の実』代表 三堀由起子さん

暖簾をくぐると「いらっしゃいませ」と明るくハツラツとした声が出迎えます。お目当てのランチを楽しみに次々と人々がやってくるのは、ギャラリー&カフェ『葉山・柿の実』。葉山の“マダム”たちが2021年11月、山北駅から徒歩2分の駅前通りにお店をオープンしました。

オーナーの三堀由起子さん(前列左)と根岸美代子さん(同右)、シェフの優子さん(後列右)と調理助手の加古美智子さん

駅前通りは、昔ながらの商店が立ち並んでいるほか、移住定住促進マンションがあり、子育て世帯が多く暮らしています。

「日本の原風景が残っているような山北駅前のレトロ感が気に入ったんです。土間と畳のあるお店を作って駅前の雰囲気と合わせてみました」と代表の三堀(みほり)由起子さん。レトロモダンな建物が印象的なお店です。

軒先では湘南鎌倉野菜や大磯のドライフルーツティー、雑貨なども販売されており、道行く人がふらりと足を止めます。

日・月曜のみ営業「朝7時に葉山を出発して山北へ」

葉山で仲間と「布ぞうり」を手作りし、神奈川県内各地で開催されるイベントに奔走してきた三堀さんたち。しかし、コロナを機にイベントは激減。そこで、拠点となる自分たちのお店を構えようと出店を決意したのです。2019年に逗子から山北町に移住したという三堀さんの弟さんの縁もあり山北町にやってきました。

手作り品を展示販売できるスペースも兼ね備えた店内

お店の営業は日曜・月曜日のみ。毎週日曜日の朝7時に葉山を出発し、8時過ぎには到着。「意外と近いのよ」。一泊して、月曜日の夕方4時頃に出発します。お風呂は決まって駅前のさくらの湯を訪ねるそう。

取材当日は開店から約1か月。「いいことづくしです。皆さん“ようこそ!”と温かく迎えてくださって。何か一言いうと、たくさんの言葉が返ってくるんです」と微笑むのはホールスタッフの根岸美代子さん。

口コミで瞬く間に人気の湘南鎌倉野菜ランチ

湘南鎌倉野菜や三崎産の魚を使ったランチ

「すでに3回くらい食べに来ています」「友人から開店情報を聞いてやってきました」。取材当日は、地元町内はもちろん、口コミで松田町や南足柄、小田原から訪ねてきたという人も。

湘南鎌倉野菜をふんだんに使われた彩り鮮やかな『採れたて野菜の気まぐれランチ』は、男性客でさえ思わず歓声が上がるほど。また、カツに使うまぐろやイワシの生姜煮などの魚は三崎産です。

お昼時の厨房はフル回転

オープン翌月の12月には、毎月第一日曜日に開催される『やまきた駅前朝市』にも参加しました。これまで神奈川県内や都内でのマルシェに数多く出店してきたこともあり、「バッティングしないものを出したい」とこだわり、湘南鎌倉野菜と「壺焼き芋」で参加しました。

「朝7時とはどこの朝市にもない早さにもかかわらず沢山のお客様がお見えになり、焼き芋も完売し、“ご苦労様”とお声かけいただき、とてもホットな朝市だと感じました」。今後も朝市に出店していく予定です。

「“時は今”。目の前にいる人を大切に、大事にしたいからこそ、山北町のお気に入りの場所と聞かれたら、ここ柿の実です」と三堀さん。地元の人たちのための憩いの場、発表の場につなげようとこれからも元気いっぱい山北町に仲間と通い続けます。

ギャラリー&カフェ 葉山・柿の実

営業日/日・月 ※季節営業あり。2022年は1月9日・10日から営業
営業時間/10時~16時
神奈川県足柄上郡山北町山北1823-3 ※Google Mapにジャンプします
電話/070-8952-0346
駐車場/あり

アトリエ&レザーショップ『 Bluno Nishitanzawa』(ブルーノ 西丹沢店) 宇野純子さん

西丹沢のパワースポット「箒杉」の麓にお店がある

「来てみて一目ぼれしました」と話すのは店長の宇野純子さん。美しい自然に包まれた西丹沢の小高い里山に、アトリエ兼手作りの革製品を販売する『Bluno Nishitanzawa』が2021年春にオープンしました。1号店である茅ヶ崎店に次いで選んだ地がここ山北町。樹齢約2,000年と言われる「箒杉」(ほうきすぎ)のふもとにある山と川の絶景を望む平屋の古民家です。

縁側で語らう純子さんと夫の裕貴さん

きっかけは、釣りに出かけた革職人である夫の宇野裕貴さんが当初の目的地を変更。導かれるようにたどり着いたのがここ西丹沢だったことから。釣りに訪れたものの、神奈川県内でありながらその西丹沢の美しい環境に引き込まれ、気が付けば「空き家を借りたいんですけれど」と物件探しの門を叩いていました。

2件目で紹介されたのが現在のお店の物件。後日、純子さんも訪れ、想像以上の良さに即決。西丹沢初訪問からわずか2か月後に出店を決めました。

海から山へ

毎週末、小旅行気分で約2時間かけて車で通います。「作品づくりに没頭できる、本当に良い場所です」。実は保育士の顔も持つ純子さんでしたが、革づくりの道を極めようと本格的に裕貴さんの“見習い職人”に。西丹沢は、まさに山に籠って腕を磨ける絶好の場所なのです。

箒杉も使われている門

竹林の中に“凛”と佇むお店の門は、見惚れるほど雰囲気が良い。もとは茶室として使われていたという空き家の名残で、長年使われていなかった門が再び開かれました。

さらに、お店の目の前は知る人ぞ知る“パワースポット”が。樹齢約2000年・高さ約45mの「箒杉」(ほうきすぎ)がそびえ立ちます。「今日もよろしくお願いします」「一日ありがとうございました」。純子さんは毎週末、お店に入る前と出る時に箒杉に必ずお参りをするのだそう。

「お店から眺めるこの門と箒杉の景色がとても好きです」。“ここじゃないと出合えないこと”がたくさんあります。

人気のイタリアンレザー財布

西丹沢の魅力に包まれて

お店に訪れるお客さんは山北町近隣エリア、横浜や茅ヶ崎からと幅広い。箒杉を目的に見に来た人が立ち寄ることもしばしば。今後はアトリエワークショップ開催のほか、地元のイベントにも参加し、地域交流を楽しみながら西丹沢店のお客さんを増やしていきたい、といいます。

檜洞丸(ひのきぼらまる)や丹沢湖、武田信玄の“隠し湯”と言い伝えられている中川温泉などが楽しめる西丹沢エリアは、見渡す限り緑と水に囲まれた美しい自然に満ちたアウトドアスポット。先日は西丹沢大滝キャンプ場のイベントに出店。作品を通して交流を楽しみました。

お店のベストタイムは夕方にかけて。山々の色味の雰囲気がとても良いのだそう。「ずっと一日ここに居られるような。縁側で楽しめる何かをやってみたいです」。箒杉にそっと見守られ、じっくりひたむきに革職人の道を歩みます。

『 Bluno Nishitanzawa』(ブルーノ 西丹沢店) 

営業日/土・日・祝 ※季節営業あり。2022年は4月1日から営業となります。
営業時間/11時~日の入りまで
神奈川県足柄上郡山北町中川678  ※Google Mapにジャンプします
電話/080-7011-6190
http://www.bluno.net/
駐車場/1台あり

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住所

神奈川県足柄上郡山北町山北1301-4

問い合わせ

山北町定住対策課定住対策班

電話

0465-75-3650

0465-75-3650

おかけ間違いにご注意ください

公開日:2022-06-16

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